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【ライヴレポ】関ジャニ∞やV6へ楽曲提供するUNISTが新たな航海へ、リスタートライヴ開催

9月12日(土)アコギ、ボーカルユニット「UNIST(ユニスト)」が約9カ月間に及ぶメンバー個人の修業期間を終え、2014年12月以来3人揃ってファンの前に姿を現すリスタートライヴを渋谷O-Crestで開催した。

■変わらぬハーモニーとアコギのプレイでファンを魅了

早くからソールドアウトしていた本公演に際し、会場には多くのファンが集まりUNISTの登場を待ちわびていた。
19時の開演時刻を迎えると、SEと共にUNISTがステージに登場、それぞれのギターを手に取りインスト曲を披露。
続いて一曲目「U.N.I.S.T」でライヴはスタート、3人の息の合ったコーラスは健在で、ZENのギターのボディーを叩いて生み出す4つ打ちサウンドに合わせ、会場の手拍子も一体となっていく。続く「ラブリミッター」では、ZENの自由自在なフェイク、GAKUの安定感のあるボイスパーカッション、TAMAの唇でトランペットのような音を出すマウスペットと、3人の持ち味を存分に披露していく。

■三者三様の修業期間を過ごしたUNIST

ライヴ中盤のMCでは、メンバーそれぞれの修業期間の過ごし方が語られた。ZENは東京にいては感じられない刺激を求めニューヨークへの渡米秘話を。地下鉄の構内で弾き語り、ギターや歌声についてニューヨーカーから「良いね」と声をかけられたと言う話や、女性との出会いは全く無く同性愛者の方たちとの出会いが…と話すと、GAKU、ZENからの下ネタまじりのツッコミをうけ、話がなかなか進まないのだが、久しぶりに見るそんな3人の姿に会場は爆笑に包まれていた。さらに「UNISTがアメリカに行って路上ライヴやれば絶対にウケルよ!」と、UNIST渡米の希望も語っていた。

ライヴなどの表舞台から遠ざかっていたGAKUはプロデュース業や、舞台演出などについて学んでいた話や、めざましテレビのSEを作った話など音楽制作の話をしたかと思えば突然、「結婚しました!」とさらっとプライベートな重大報告。ファンからは悲鳴にも似た驚きの声が上がるも、UNISTのウェディングソング「I Believe」のサビを即興で披露すると会場は祝福ムードに包まれた。

「おしゃべリズム」というトークライヴでファンとの交流を続けていたTAMAはトークに目覚めたはずが「よく噛むな!」とGAKU、ZENから突っ込みを受ける一幕も。おしゃべリズム用に作成したジングルをCD化したいとの希望や、おしゃべリズムにUNISTメンバーが参加したいと言うと、TAMAが「ZENは空気読めないからダメ」と冗談交じりに却下して、会場の笑いを誘っていた。

■予想外の新曲3連発

続いて披露されたのは、何と新曲3連発だ。新曲1曲目「Wait for me」は、レゲエ風なサウンドに英語の詞が乗り夏のビーチが似合いそうな楽曲だ、夏男GAKUの作曲だろうか。
2曲目「Give me」はミディアムテンポにせつないZENのハイトーンボーカルと、GAKU、TAMAのバックコーラスが美しいR&Bテイストな楽曲、ニューヨークでZENが生み出した楽曲。
3曲目はメランコリックでラテン風な曲調ながらテンポの速い「LOVE MONSTRE」、TAMAのハイトーンボーカルと軽快なアコギのカッティングが光る。
修業期間明けにも関わらず、3曲もの楽曲を仕上げてくるのはさすが演奏レベルの高いUNISTならではなのだが…、続くMCでは3人それぞれ好き勝手なことをしゃべり続け、「トークの相性は最悪だなと!」自らのダメだしに会場は大爆笑だ。

続くMCでは、GAKUが修業期間前のUNISTの不仲についての事実を吐露するが、1年前を振り返って「あの当時はストイックになり過ぎて、笑いが足らなかった」と語った

■ここから始まる、UNISTの新たなる航海

ライヴ後半は未音源化ながら人気曲である「CRUISE」で再開だ。思えばメジャーデビューから2年間、多くの楽曲を制作しプロモーションやライヴで全国をハイペースで航海し続け消耗してしまった船艇UNIST号が、修業期間と言う充電期間を得て十分に英気を養い、再び航海に出る準備が整い、ファンの手拍子や笑顔と言う追い風も吹いてUNIST号の新たの航海、旅立ちを祝福しているようだ。
続いてUNIST号は常夏の南の島に到着「めっちゃ!!夏したい☆ぞなもし」を披露、ファン達の手拍子もタオルを振り回す姿も健在で、9月も中旬なのに会場は真夏に逆戻りしたかのような熱さと解放感で満ち溢れる。

本編ラストは彼らの代表曲「ONE DAY」を披露。この曲を聴く度に、なぜだかいつも胸が熱くなる。「もっとFREEに!」と、ほんの一言の歌詞が、日々の生活に追われていたり、情報化社会の波に飲み込まれそうになったり、社会の些細ないざこざに挫けそうになる気持ちを、解き放って私たちを勇気づけてくれる。更に、この日ばかりはUNISTのメンバー自身が、1年前の自分たちにこの曲の発するメッセージを伝えているようにも感じられた。

■無理せずに、楽しく、自分達らしく、目指す目標へ

メンバーがステージを去った後、会場に流れる「ONE DAY」のSEに合わせ、ファンの手拍子と大合唱が始まった。今日という日を心待ちにしていたファンの気持ちがひとつになった瞬間だ。

再びステージに登場したメンバーは将来の夢を語ってくれた。
ZENはこの楽しい気持ちのまま活動を続け、おじいさんになってもあの時は良かったと思える1日1日を作っていきたいと。TAMAは音楽や人生を楽しみながら武道館に行きたいと。GAKUはTAMAと同じような気持ちを持ったまま、まずZEEP TOKYOでのライヴを目指したい、とそれぞれにステップアップしていくUNISTをイメージしている事を伝えてくれた。

アンコールは、UNISTのサマーソング「Summer Days」だ。GAKUが「ソレソレ!」「イケイケドンドンドン!」と悪ふざけしながらも会場を煽ると、ファンも楽しそうにこれに応じる。この曲でタオルを振り回さずには帰れないとばかりに盛り上がったファンの笑顔と「イケる!」の掛け声と共にこの日のライヴはクライマックスを迎えた。
ライヴ終了後もアンコールの声は鳴りやまずメンバーが三度ステージに登場し記念撮影をし、感謝の言葉と共にこのリスタートライヴを締めくくった。

久しぶりに3人揃ったUNISTのライヴで感じたものは、旧友との再会の様な懐かしさでもあり、故郷を離れてやっとわかる両親のありがたみの様な気持ちであったり、別れた恋人が知らぬ間に結婚していたことを知ったほろ苦い気持ちであったり、とファン一人一人に懐かしさと、その懐かしい物の大切さを思い出させてくれたライヴだったのではないだろうか。

今後、10月にも対バンライヴ、ハロウィンライヴを計画していると言う。

■UNIST『Get HOME!!』セットリスト

1. U.N.I.S.T
2.ラブリミッター
3. PEACE!
4.夏の記憶
5. NEVER-EVER
6. Wait for me (新曲)
7. Give me (新曲)
8. LOVE MONSTER (新曲)
9. japonism
10.CRUISE
11.めっちゃ!!夏したい☆ぞなもし
12. ONE DAY

アンコール
13. Summer Days

  • minp!音楽ニュース(2015年09月18日)
  • 制作協力:okmusic UP's