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それでも世界が続くなら、異例だらけのインディーズ復帰第一弾アルバムを11月にリリース

メジャーシーンからの自主リタイアを発表したことが記憶にあたらしい、それでも世界が続くなら。そんな彼らがニューアルバム『最低の昨日はきっと死なない』を11月11日にリリースすることを発表した。

情報が解禁された公式サイトには、前作からたった5ヶ月強でフルアルバムのリリース…しかも、1000円という価格、さらに発売元には「レーベルなし」という異例の記載が目を引く。レコードメーカーだけでなく自主レーベルすら設けないという異例づくしのリリースは、まるで現代の音楽シーンに対する問題定義の様だ。

また、今作の楽曲も異例といっていいだろう。メジャー最後のアルバムとなった前作『僕は透明になりたかった』で見せた、右手骨折で左手のみでドラムを叩く気迫や、圧倒的な轟音ノイズギターが生々しく録音された、常識外のオルタナティヴサウンドから一転、今作はカラオケボックスの一室を改造したスタジオで一発録音されたとは思えない程、荘厳で深遠、繊細に奥底で激情を湛え、多重録音を使わず、リアルタイムで録音されたにも関わらず幻想的な重層音、そして深層心理に直接響く様な言葉が無数に散らばる。全く新しいバンドサウンドとスタイルの提示と言うべき、新境地だ。

流行り廃りに乗らず、失望や孤独と共に誰もいない道なき道を裸足で切り開きながら、傷だらけで活動を続ける彼らは今、インディーズとも呼べない程の深い水底に潜り込んだ。それでも世界が続くならというバンドは今、その水底から現代の邦楽シーンごと、世界を変えてしまうつもりなのかもしれない。

アルバム『最低の昨日はきっと死なない』

2015年11月11日発売
SSTN-001/¥1000+税
<収録曲>
昨日が終わるまで/浴槽/少女と放火/落下/冷蔵保存/最後の日/失踪未遂/他2曲
※収録順未定、全9曲収録予定

  • minp!音楽ニュース(2015年09月10日)
  • 制作協力:okmusic UP's