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表参道高校合唱部!7話、ハナミズキにこめられた「ありがとう」と「想い」

9月4日(金)に放送された金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」で、心臓の病気で緊急手術をしたまま意識が戻らない快人(志尊淳)に、真琴(芳根京子)ら合唱部が心を込めて想いを届けた一青窈の「ハナミズキ」。この曲の想いがドラマ全編に散りばめられており、ネットでも感動の声、「ハナミズキ」を再評価する声が相次いでいる。


■意識が戻らない快人に奇跡を起こす「ハナミズキ」

今回は、心臓の病気で緊急搬送され手術を受けるが意識が戻らないままの快人を心配しつつも、曲を決めコンクールの練習を再開する合唱部。しかし真琴は、快人のことで練習に身が入らずついに歌えなくなってしまう。
そんな中、真琴は小豆島時代の親友・ハスミンこと蓮見杏子(葵 わかな)に再会し、あらためて快人への想いに気づかされ、快人の大好きな「ハナミズキ」を快人のためにコンクールで歌いたいと合唱部に提案。

「コンクールで入賞するためにはポップスは不利」と言われる中、結局合唱部は「ハナミズキ」を選択し、合唱部は心を込めて必死に練習しコンクールへ。会場で披露されたこの曲が快人に届き、奇跡を起こすというストーリーだった。

■合唱部の「ありがとう」と真琴の「想い」

ハナミズキの花言葉は、「返礼」と「私の想いを受け取ってください」。

最初は廃部寸前だった合唱部がコンクールに出られる程になったのは、合唱が大好きで天真爛漫に奔走する真琴の影響が大きいが、そんな真琴もこれまで何度も挫折しそうになっている。そんな時、いつも陰から支え励ましてきたのが快人。そして、いつの間にかそんな快人に心を惹かれていた真琴。そして同様に合唱部のメンバーも同じ気持ちだったに違いない。

今回意識が戻らなくなってしまった快人に向けて歌われたこの曲には、花言葉の通り快人に対する合唱部の「ありがとう」と真琴の「想い」が込められており、廃部寸前だった合唱部がついにコンクールの場面で堂々と素晴らしいハーモニーを奏でる場面と重なり、多くの感動を生み出したのではないだろうか。

この感動の裏には、ドラマ開始当初はほとんど合唱したことのなかったというキャスト達が日々トレーニングを重ね、毎回少しづつ成長していく姿を見せていたということも見逃せない。

■9.11テロ、壮絶な人生、そして幸せを願う「ハナミズキ」

この一青窈の「ハナミズキ」は、もともと2001年9月11日にアメリカで起こった同時多発テロを憂い、平和への願いが綴られた曲。平和への願いをハナミズキになぞらえこの曲を書き上げたという歌詞「果てない波がちゃんと終わりますように―」にはテロや暴力という負の連鎖が終わるように、「君とあの人が100年続きますように―」には、全ての人がずっと平和で暮らせるようにという願いが込められているように思う。それが普遍的な人間愛をテーマにした曲として、人々に愛されている理由なのかもしれない。

そして、先日の金スマで告白された一青の家族との壮絶な人生にも重なり、その金スマで合唱部のメンバーと合唱し「みんなで一つの歌を一生懸命、声を合わせて歌うというのは、すごく清清しく、そして一体感が持てるので、今後もいろいろな人たちと声を合わせて(歌って)いきたいなと思います。」とコメントしているとおり、合唱という“人と人が声だけで表現する”という形で表現された「ハナミズキ」は、この曲の背景もあって、さらなる感動を呼んだのではないだろうか。

■“愛の歌”がついに

今回はハナミズキの他に、離婚の危機に直面している真琴の母・美奈代(堀内敬子)と父・雄司(川平慈英)、そして美奈代の心を揺さぶる同級生・内田(石丸幹二)の模様が描かれていたが、両親の仲直りを願い、その両親が学生時代に歌ったという、真琴が追い求めている“愛の歌”の片鱗がようやく登場。

次回以降少しずつ明らかになるであろうこの曲がどういう曲なのか?そして香川家が再びハッピーになるのか?気になるところだ。個人的には、たびたび回想シーンで登場している若き頃の美奈代(佐藤玲(りょう))と雄司(千葉一磨)の今まで披露されていないハーモニーが聴けるかどうかについても気になっている。

そんな気になる次回は、今まで少しづつ描かれてきた合唱部員同士の恋心が、部内の不協和音を呼ぶお話。人と人を好きになる、そんなシンプルな心模様に揺れ動く部員たちが描かれ、BEGINの「恋しくて」が登場するということだ。大物アーティストが登場するとのアナウンスもあり、いろいろな要素も含めて見逃せない回になりそうだ。

第8話は9月11日(金)よる10時からTBS系列で放送される。

  • minp!音楽ニュース(2015年09月06日)
  • 制作協力:okmusic UP's