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ついに“乃木坂46らしさ”をみつけた2015年夏の明治神宮野球場ライヴ

8月5日の宮城からスタートし、愛知、広島、福岡、大阪と全国を駆け巡った乃木坂46の「真夏の全国ツアー2015」が8月30日、31日の明治神宮野球場でのライヴで最終公演を迎えた。

■熱気に満ちたファンの前で最終公演がスタート

小雨がぱらつき8月末とは思えない程の涼しい気候のなか迎えた最終公演。天候とは裏腹に会場となった明治神宮野球場には乃木坂46のライヴを待ちわびた約32,000人のファンの熱気で満ちていた。

おおよそ定刻通りに客電が落ちると、メインステージやセンターステージから四方に伸びた花道から乃木坂46のメンバーが登場、センターステージに登場した生駒里奈の元に集合し「太陽ノック」でライヴはスタート。花道を駆け巡り歌うメンバーの姿に会場は待ってましたと言わんとばかりの大盛り上がりだ。

「走れ!Bicycle」とシングル曲が続き「おいでシャンプー」のエンディングでセンターステージにメンバーが一列で並んでポーズを決める姿は壮観だった。

MCに続き、「羽根の記憶」「無表情」などカップリング曲を披露し、2期生のコメントムービーに続いて「君は僕と会わない方がよかったのかな」をアンダーメンバーが選抜メンバーに負けじと堂々と披露。彼女らが「扇風機」を歌った後には、12月17日、18日のアンダーライブ日本武道館2DAYSもアナウンスされ、アンダーメンバーは喜びを爆発させていた。

■明治神宮野球場ならではの演出も

続いて、ドラマ24「初森ベマーズ」コーナーへ突入。ドラマさながらにソフトボールチームのユニフォームに身を包んだメンバーが、バットやグローブを手に「太陽ノック(ストンプVer.)」などを披露。明治神宮野球場とソフトボールチームという組み合わせがとてもマッチし、「会いたかったかもしれない」ではトロッコに乗って会場を移動、スタンド席の目の前までやってきたメンバーがサインボールを会場に投げこむファンサービスもみせてくれた。ドラマのエンディングテーマでもある「もう少しの夢」を西野七瀬が歌い出すと、オーディエンスは緑のサイリウムでこれに答えた。その様子は明治神宮野球場に輝く緑の芝生が広がっているかのようだった。

MCに続き、「別れ際、もっと好きになる」「命は美しい」「ここにいる理由」などのせつなくも力強いダンスナンバーを立て続けに披露、ステージには火柱が上がり、レーザービームが舞い踊り会場はヒートアップしていく。
さらに「ガールズルール」「夏のFree&Easy」といったキャッチーなシングル曲が繰り広げられ、乃木坂46メンバーがフロートから笑顔を振りまきファンの歓声も益々大きくなって行った。

■オーケストラも登場した後半戦

「乃木坂46らしさとは何か?」をテーマにしたMCに続いて、ステージに登場したのは白いドレスに身を包んだ生田絵梨花だ。グランドピアノの前に座り、オーケストラのメンバーと「何度目の青空か?」を披露。同じく白いドレスに身を包んだ乃木坂46のメンバーの歌声とオーディエンスの青いサイリウムが、明治神宮野球場に輝く青空を作りだし、目の前に美しい光景が広がる。

それにしても、アイドルのライヴでフルオーケストラの演奏を聴くことが出来ると誰が予想できただろうか。歌って踊るだけではなく、オーケストラの演奏とひたむきで力強いピアノの音色が会場をひとつに包んでいく光景はライブが始まる前には全く想像できなかった姿だ。

本編ラストは「悲しみの忘れ方」だ。オーケストラの優美な演奏と、心をこめ一生懸命に涙をこぼしながら歌う乃木坂46のメンバー、それを支える会場に集まったファンの大合唱、さらにはステージの上に打ち上げられた大輪の花火とともに感動的なフィナーレを迎えた。

■サプライズ満載のアンコール

アンコールで再びメンバーが登場すると、この夏最後のお祭り騒ぎの始まりだ。「転がった鐘を鳴らせ!」「ダンケシェーン」などのハッピーなナンバーで会場を盛り上げ、スタンド席にはトロッコに乗ったメンバーも登場するサプライズまで用意してくれていた。少しでもファンの近くに来てくれようとする乃木坂46メンバーの温かさを感じた一幕だ。

続くMCでは、この日情報解禁となった、9月19日公開のアニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」の主題歌が乃木坂46の新曲「今、話したい誰かがいる」に決まった事が発表され、同曲をこのライヴで初披露。爽やかなダンスナンバーが夏の夜風の様に吹きぬけて行った。

アンコールラストは「乃木坂の詩」だ。会場のサイリウムは乃木坂46カラーの紫一色に彩られ、メンバーの歌声、振付に、会場のファンも一糸乱れずにそれに合わせ、会場の一体感はこの日のクライマックスを迎えていた。

メンバーから感謝の言葉が伝えられ、名残惜しさの残る会場に、またもやスペシャルサプライズが起こり、ダブルアンコールとして「ロマンスのスタート」が披露された。最後まで笑顔と涙でオーディエンスに手を振り、全力で歌う乃木坂46とこれに会場のファンも大声援で答え、2015年の夏を熱く締めくくった。

■「乃木坂46らしさ」とはなんだったのか

「乃木坂46らしさ」を追求した今回のライヴツアーで彼女たちはまた一つ貴重な経験を積み、笑顔の時にも、涙の時にも、ひたむきな姿を披露してくれた。

私には「乃木坂46らしさ」とは、不安や劣等感に悩んだとしても前を向いて何事においても全力投球する事なのではないかと感じられたライヴだった。

乃木坂46はこれからも夢と希望を胸に、一歩ずつさらなる高みへファンと共に進んで行ってくれることだろう。

■「真夏の全国ツアー2015」最終公演セットリスト

1. 太陽ノック
2. 走れ!Bicycle
3. おいでシャンプー
4. 羽根の記憶
5. 魚たちのLOVE SONG
6. 無表情
7. ハウス!
8. ロマンティックいか焼き
9. 君は僕と会わないほうがよかったのかな
10. 扇風機
11. 太陽ノック(ストンプVer.)
12. 月の大きさ
13. 指望遠鏡
14. 会いたかったかもしれない
15. もう少しの夢
16. 別れ際、もっと好きになる
17. 命は美しい
18. 世界で一番 孤独なLover
19. ここにいる理由
20. ガールズルール
21. 夏のFree&Easy
22. 気づいたら片想い
23. 何度目の青空か?
24. 君の名は希望
25. 悲しみの忘れ方

アンコール
26. 転がった鐘を鳴らせ!
27. ダンケシェーン
28. 制服のマネキン
29. 今、話したい誰かがいる(新曲)
30. 乃木坂の詩

ダブルアンコール
31. ロマンスのスタート

  • minp!音楽ニュース(2015年09月03日)
  • 制作協力:okmusic UP's