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西野カナ“with LOVE”に溢れたツアーファイナルで新曲「トリセツ」初披露

西野カナの全国アリーナツアー“with LOVE tour”が、2015年8月22日(土)と23日(日)の大阪城ホール公演にてファイナルを迎えた。


昨年11月リリースの5thアルバム『with LOVE』を引っ提げて行われた今回のツアーは、今年5月から全国11会場18公演、のべ20万人規模におよぶ全国アリーナツアー。アルバムコンセプト同様、“みんなの日常生活にそっと寄り添うような、心温まるツアーにしたい”という西野カナ本人の思いが込められた内容となった。そこで今回は、老若男女様々なファンが約9,000人来場したという大阪ファイナルのレポートをお届けする。

なお、映画『ヒロイン失格』の主題歌を収録した西野カナのニューシングル「トリセツ」が、初回生産限定盤(CD+DVD)と通常盤(CD)の2タイプで9月9日にリリースされる。収録内容等の詳細については、公式サイト(http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/kananishino/)をチェックしよう。

■西野カナ“with LOVE tour”ファイナルをレポート

パープルの豪華な幕がゆっくりとセンターから開くと、幻想的、かつ壮大なイントロと共に、幕中からドライアイスの立ち込めたステージが現れ、カラフルな華が描かれた大幕がゆっくりとステージ上から天に向かって引き上げられていく。そして、イントロが終わると同時にその大幕が一気に上まで上がると大幕裏からブランコに乗った西野カナがサプライズ登場。まさかの登場シーンに会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。

ブランコに乗った西野カナは、色とりどりの花が咲き誇る花園のようなドレスを身にまとい、ツアーのオープニングを飾る1曲目として、アルバム『with LOVE』のリード曲である「恋する気持ち」を歌唱。「恋する気持ち」のキュートで華やかなパフォーマンスから一転、M2「We Don’t Stop」では今年の春夏のトレンドであるホワイトコーデにカラフルなビジューを散りばめたクールなコスチュームに早着替え。ステージバックとステージ床面に敷き詰められた大規模LED画面に映されるエレクトリックな映像と共にクールでアッパーなパフォーマンスを披露した。

●衣装や演出でもファンを魅了!

日頃よりファッションリーダーとしても多くの女性から支持を集める西野カナだけに、ライブパフォーマンスだけでなく、ステージ衣装にも自然と注目が集まる。M6「Abracadabra」では、インドの伝統音楽を匂わせるダンサーパフォーマンス後に、ステージ上に突如出現したエスニックテントの中から、インドの伝統衣装をネオンカラーで現代風にアレンジした煌びやかでエキゾチックなドレスで再登場。さらに「Abracadabra」の後には、ものの数秒でインドの世界からアメリカンポップなコスチュームに一転。次から次へと観客を驚かせる。

また衣装だけでなく、演出面でもファンを楽しませる企画が。M8「Tough Girl」では、観客を男性、女性の2チームに分け、手拍子と歓声の大きさを競う「男女対抗クラップファイト」企画を実施。会場一体の盛り上がりを見せた。さらに、次曲「GO FOR IT !!」では、ポップコーンのオブジェで飾られたトロッコに乗って、アリーナ会場内を回るというサプライズな演出が続き、クラップファイトでアツくなった会場のボルテージも最高潮に!

●会場をあたたかい手拍子で包み込んだ「Darling」

最高潮に達したライブは、その後、しっとりとクールダウン。ビビットなグリーンのトップスに、プリーツが掛ったペチコートスカートを合わせたレトロな50’s衣装で、アコースティックアレンジが施された3曲「ごめんね」「君って」「このままで」とシングル「さよなら」を歌唱。その後バンドタイムを挟み、いよいよライブも終盤に、今年大流行のデニムにボリュームのあるチュールを合わせたドレスに身を包み、最新シングル「もしも運命がいるのなら」を歌唱。さらに、昨年西野カナの新境地となったロングヒットシングル「Darling」でライブ本編のラストを飾った。観客全員が待ち望んだ「Darling」の登場に、会場はあたたかい手拍子に包まれ、まさに本ツアーのコンセプトである“寄り添うようなあたたかいツアー”を体現しているかのようなラストとなった。

●ファンからのアツい合唱、そして「トリセツ」を初披露

演出から衣装とサプライズ続きの本編であったが、ここで本編終了後に、ファンからもお返しのサプライズが。西野カナのヒットシングル「Best Friend」を替え歌にして、ファンからアンコールのアツい合唱が会場内に響いた。そして、そんな観客からの「Best Firend」合唱に応えてアンコールがスタート。アンコールには、光ファイバーで様々な色に変化するシックなハート柄ドレスを纏い、アルバム『with LOVE』のリードシングル「好き」を歌唱。こちらも“寄り添うようなあたたかいツアー”のアンコール頭に相応しい、あたたかいバラードで会場を包んだ。

さらに、「Best Friend」の合唱のお返しとして、そしてツアーファイナルのサプライズとして西野カナより、9月9日(水)に発売のニューシングル「トリセツ」が初披露された。ニューシングル「トリセツ」は、女の子の乙女心を“取り扱い説明書”になぞらえて表現したキュートでコミカルなラブソング。9月19日(土)に公開の映画『ヒロイン失格』主題歌として、すでに巷で話題となっており、その話題曲の初披露プレゼントに、ファンは大喜びの中、“with LOVE tour”は幕を閉じた。

「ファンのことを友達だと思っている」「ライブはそんな友達と久しぶりに会う感覚」とMCでも語る西野カナ。単に自分の歌を披露するだけではなく、Blogに書き込んでくれたファンのメッセージをステージで読み上げてみたり、ステージ上やトロッコからも絶えずファンと会話をしてみたり“with LOVE”に溢れた、どこかアットホームであたたかいライブ。それが西野カナのライブに、多くのファンが足を運ぶ理由なのかもしれない。まだ次回のツアーは未定とのことだが、早くも次回のライブが楽しみになる、そんなツアーファイナルであった。

  • minp!音楽ニュース(2015年08月24日)
  • 制作協力:okmusic UP's