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アリス=紗良・オット、新作はドイツ音楽の真髄“ベートーヴェンのソナタ”

ドイツ人の父と日本人の母のもとに生まれたミュンヘン在住のピアニスト、アリス=紗良・オットが、ドイツ音楽の真髄でありピアノの新約聖書と呼ばれるベートーヴェンのソナタを収録した作品集『ベートーヴェン』を12月15日にリリースした。

選曲は、10年にわたって弾きこんできたというハ長調のソナタ2曲を軸に、「ワルトシュタイン」ベートーヴェン中期の作品の中でも最も重要なものの一つとされるピアノソナタの第2楽章として作曲された「アンダンテ・ファヴォリ」と、「失われた小銭への怒り」。さらに日本盤ボーナストラックとして、「エリーゼのために」を特別収録している。

アリス=紗良・オットは、今年10月に行われた、素晴らしいレコーディングに対して贈られるドイツの権威ある音楽賞「クラシック・エコー・アワード 2010」で“ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー”を受賞するなど、すでに一流のピアニストとして認知されているが、過去数多くの名盤が生まれて来たベートーヴェンの傑作にあえて挑んだ本作は、演奏家としての真価を問われる重要な一作となりそうだ。

「2つのソナタは、私の一部になっています。」と語る彼女は「どんな演奏家にも、自分自身のベートーヴェンとの関わりを記録する時が来ます。これは挑戦ですが、人は挑戦することで成長します(ライナーノーツより)」と強い決意をもって作品と向き合ったことを明かしている。

なお、オットは来年1月に本格的な日本リサイタル・ツアーを予定しており、日程など詳細はユニバーサル・クラシック内オフィシャルサイトに公開されている。


【リリース情報】
アリス=紗良・オット(ピアノ)『ベートーヴェン』
ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
アンダンテ・ファヴォリ へ長調 WoO57
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 作品129 「失われた小銭への怒り」
【日本盤のみのボーナス・トラック】
バガテル「エリーゼのために」WoO.59
録音:2010年8月 ハンブルク
UCCG-1518 ¥2,800(税込)/ドイツ・グラモフォン


【2011年 日本公演スケジュール】
・東京交響楽団定期公演:[リスト:ピアノ協奏曲第1番]
1/6(木) 19:00 開演 サントリーホール 大ホール
1/7(金) 19:00 開演 ミューザ川崎シンフォニーホール

・リサイタル・ツアー:全国7公演
1/9(日) 横浜みなとみらいホール
1/10(月) 高崎市文化会館
1/12(水) 東京オペラシティ コンサートホール
1/13(木) 愛知県芸術劇場コンサートホール
1/15(土) びわ湖ホール
1/16(日) 札幌コンサートホール
1/17(月) 福岡シンフォニーホール

  • minp!音楽ニュース(2010年12月18日)
  • 制作協力:okmusic UP's