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吉田羊がアニメ『ここさけ』で声優初挑戦「やはりプロの声優さんというのはすごいなと感じました」

2015年9月19日(土)全国公開の劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』にて、女優の吉田羊がアニメ声優に初挑戦していることが明らかになった。


『心が叫びたがってるんだ。』は、2013年8月に公開され大ヒットを記録したアニメ『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:田中将賀の3人が結集し、再び秩父を舞台にした完全オリジナルストーリーの青春群像劇。映画『HERO』『ビリギャル』といったヒット作に続々と出演している女優の吉田羊が演じる、主人公“順”の母親“成瀬泉”は、子供時代にうっかり話してしまった<ある事>がきっかけで家族がバラバラになってしまい、以来しゃべることができなくなってしまった順をもどかしく思い、心の底では心配しながらも、つい辛く当たってしまう、そんな複雑な想いを持った役どころになるという。

吉田羊の起用理由について、監督の長井龍雪は「『ここさけ』は心の奥底に秘めた想いを伝えたいと思っている人々の物語で、“言葉”というものが重要なキーワードになっています。そして泉は、我が子に言葉で傷つけられ、そして言葉で我が子を傷つけてしまうというとても難しい役です。かねてより吉田さんのお芝居を拝見していて、非常に言葉を大切にされている方だなと感じておりました。吉田さんが、泉という役をどんな風に演じるのか見てみたいと思い、今回オファーさせていただきました」とコメント。

一方、吉田羊は今回の出演について「日本中を泣かせた『あの花』のスタッフによる作品に参加でき嬉しく思います。きっとこの作品も、全国を暖かい涙で包む名作になると思います。“言葉”は伝えるためにあるものだと思います。この映画を観て少しでも心を開いていただいて、言葉を伝える勇気をもってくれたら嬉しいなと思います」と語っている。

また、吉田羊にとって初となるアニメのアフレコ収録の写真と場面写真も公開に。この日が初対面となる“順”役の水瀬いのりとの掛け合いもぴったりと息があっていたとのことで、この親子がどのような関係を築いていくのかも映画の見所のひとつになりそうだ。『心が叫びたがってるんだ。』の詳細については、公式サイト(http://kokosake.jp)を参照されたい。

そしてこの度、吉田羊さんへのインタビューも到着している。

アニメーションへのアフレコに正直憧れていたので、今回お話しをいただいたとき嬉しかったですね。それが真っ先に、率直に感じた感想です。本作は、大ヒット作『あの花』のスタッフが再びタッグを組み作られる作品ということで、これは間違いなく、再び全国を暖かい涙で包む名作になるではないかと思いました。そういう作品の“住人”として起用していただいて感謝しております。

主人公が高校生であるにも関わらず、自分の事として身近に共感することができたんですね。それは、思春期特有の言葉にならないもどかしさですとか、言葉選びを間違って人を傷つけてしまったり、それによってまた自分が傷ついたり、そういう景色が、大人である私の中にもきっとあるからだったんだろうなと思いました。
ですので、幅広い世代の方に楽しんでいただけるのではないかと思います。

この4人の中には、間違いなく入ってなかったですね!本当に地味な高校生でしたので(笑)。一回だけ高校3生のときに体育祭の応援団長をやったことがあるという、ちょっとだけ輝かしい歴史がありますが、それ以外は地味で。。成績も中の中でした。普通の平凡な女子高生でしたので、こういう風に委員を任せられたり誰かの先に立って仕事をしたりしなかったので、この4人を正直ちょっと羨ましいなと思って見ていました。

主人公の順が言葉を失う大きなきっかけを作った人物ではあるなと思います。その彼女が言葉を失ったこと、喋れないことを心配しながらも、距離が縮まないことがもどかしくって、実はこのお母さんもまた心に秘めた言葉をうまく出せずにいる一人なのかなと読みました。順にかける言葉は大体きつい言葉が多いのですが、それは愛情の裏返しなのだと思っておりました。本当は順をとても愛していて、距離を縮めたいと思っている気持ちはぶれずにいたいと思っておりました。

すごく難しかったです!事前に絵だけのVTRをみたんですけど、あれ、これ壊れてるのかな?と音量を最大にしたくらい訳がわからず、そうか声が入っていないのかと気づき、次には画面に役名が出てきて点滅していて、これはなんだろうと思って途中まで見ていたら、これが私のしゃべるタイミングなんだとわかりました。それぐらい勝手がわからない新しい世界でした。
声だけで感情を表現するという作業が、見てると簡単そうに見えても、やってみるとすごくそれが難しくって私にとってはすごくいい経験となりました。

リアクションと言われる演出が難しかったです。『ふり向き』とか『曖昧な挨拶』などです。普通に生きてたら、ふり向きで”はっ”とか言わないじゃないですか。でもそれをあえて音にすることで振り向いたという事をわからせる。振り向く瞬間にその人がどういう思いでいるのかをわからせるという作業がすごく新鮮でした。

いやいや!とんでもないです!すごく難しいです。もちろんまた機会を頂ければ、挑戦したいと思いますが、今回、順役の水瀬さんと掛け合いをやらせていただきましたが、やはりプロの声優さんというのはすごいなと感じました。

あの日言えなかった言葉、言い残したことは大なり小なりみなさんの心にあるんじゃないでしょうか。言葉は伝えてこそ、伝えなければそれは思ってないのと同じ事。映画をみて少しでも心を開いていただいて、言葉を伝える勇気を持ってくれたら嬉しいなと思います。ぜひ劇場でご覧ください。お待ちしております。


(C)KOKOSAKE PROJECT

  • minp!音楽ニュース(2015年08月05日)
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