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綾野剛主演・園子温監督で映画化!モンスターコミック「新宿スワン」

新宿・歌舞伎町のスカウトマンの世界を描いた漫画「新宿スワン」。本作を原作とした映画が5月30日(土)に公開。


「新宿スワン」は19歳にして、新宿・歌舞伎町で女性たちを水商売に斡旋する「スカウト」の世界に飛び込んだ白鳥タツヒコの、「男」成長物語。ヤングマガジン(講談社)で人気を博し、2014年まで連載された本作は、作者の和久井氏の実体験が元になっているだけに、リアルでディープだ。スカウトマンたちの抗争や、したたかな女たちの描写は時折目を覆いたくなるほど。そして何より、このドロドロ背景に、主人公タツヒコがキラッキラに純粋なのが救われ、応援したくなる。葛藤しながら歌舞伎町の裏社会ルールに熱く挑むタツヒコは、アウトローの中でもアウトローなのだ。ざっくり言ってしまえば、スカウトは女を食い物にする「サイテー」な商売だが、同時に底辺に生きる女たちの助けになるなら、二鳥も三鳥も得られる「最高な」商売になるんだ、という信念を感じる。

この作品、以前はテレビドラマ化されたが、今回はスケールアップして、奇才・園子温監督のメガホンで映画化した。気になるキャストも豪華だ。主人公・白鳥タツヒコに綾野剛。野心家の南ヒデヨシに山田孝之、穢れなき風俗嬢アゲハに沢尻エリカ、タツヒコをスカウトの道に導いたマコに伊勢谷友介、さらに、金子ノブアキ、山田優、豊原功補。この面子が真剣に大暴れしたというのだから、期待大だ。スタッフにも作品に思い入れの強い面々が多く、こだわって取り組んだと言う。園監督の手で重厚なスクリーンになっていることは間違いない。

5月30日の公開前にそのディープな世界を堪能しておくも良し、鑑賞後にバックボーンを噛み砕くも良し。

ダークなエンタメ「新宿スワン」、タツヒコと共にヒリヒリするような歌舞伎町裏社会を冒険してみては。

  • minp!音楽ニュース(2015年05月28日)
  • 制作協力:okmusic UP's