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映画『ノルウェイの森』主題歌にビートルズ!交渉1年…異例の使用許可

12月11日公開予定の映画『ノルウェイの森』の主題歌に、ザ・ビートルズの「ノルウェーの森」が使用されることが明らかになった。全世界に配給される日本映画でビートルズのオリジナル楽曲が主題歌になるのは今回が初。

ビートルズの「ノルウェーの森」は、1965年に発売されたアルバム『ラバー・ソウル』(現在は2009年最新リマスター盤で発売中)に収録されている楽曲。映画の中でも、登場人物の弾き語りなどでも登場するこの名曲は、タイトルの元ともなっており、小説『ノルウェイの森』とは馴染み深い。
しかし、ビートルズのカヴァー曲が映画の主題歌で使用されることはあっても、オリジナル曲の使用許可を得ることは非常に難しく、1年以上の粘り強い交渉を経てようやく使用許可を獲得した。

日本でビートルズのCDを発売するEMIミュージック・ジャパンの担当者も、「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、さまざまなビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので、今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました。
楽曲使用の交渉を始めた時点で、(本国)EMI UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」と、その驚きを隠せない。


村上春樹の同名小説を原作にした映画『ノルウェイの森』は、これまで映像化は困難と言われ続けてきたが、出版から20年以上の時を経て映画化が実現。原作が日本語のみならず現在までに36言語に翻訳されていることもあり、世界中のファンから注目を集めている。

監督は『青いパパイヤの香り』『シクロ』『夏至』などを手掛けたトラン・アン・ユン、主人公ワタナベ役に若手演技派No.1の松山ケンイチ、直子役は『BABEL』で第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ一躍脚光を浴びた菊池凛子、緑役を新人の水原希子が演じる。ほかに高良健吾、玉山鉄二、霧島れいか など、まさにこれ以上ない最高のキャスティングで奇跡の映画化を果たす。

  • minp!音楽ニュース(2010年07月14日)
  • 制作協力:okmusic UP's