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ガガガSP、『COMIN' KOBE』で11年連続大トリを飾る

今年で結成18年を迎えた神戸のバンド"ガガガSP"が、日本一の無料音楽フェス『COMIN' KOBE』(カミングコウベ) の大トリを飾った。ガガガSPが同フェスの大トリを務めるのは、イベントスタートから11年連続となる。

11年目の大トリを務めるガガガSPのコザック前田は、ライヴを始める前にステージ上で、「俺らがどんなライブしようとこれで今年のカミングコウベが終わる。どうせ終わるんなら、サヨナラ勝ちしたいと思います」とライヴへの意気込みを力強く語った。

ライヴは名曲「卒業」からスタート。そして、「まだまだ準備段階やろ!」の言葉で「祭りの準備」へと進む。

コザック前田はひと呼吸つき、こう話した。「俺が誇れることは、36年間、一度も離れず、一度も上京もせず、ずっと神戸に住んできたこと。そして、この神戸で始まった『COMIN' KOBE』のトリを10年任されてきたが、この位置を若いバンドにゆずるべきではと思った時期もあった。今でもまだその気持ちは残っている。逆にこの位置は死守したいという思いもある!神戸だからね」と。

そして、「国道二号線」を演奏した途端、さらに会場は盛り上がる。次に、「あんた方の人生の綱を少し引っ張らせてくれ!」のMC~「つなひき帝国」へと。「死ぬまで生きてやろうじゃないか! それが人生の最終目標でいいんじゃないか!?」と語り、これまた名曲「晩秋」でスタージを降りた。だが、拍手は鳴り止まずにメンバーはステージへ再度登場。

そしてコザック前田は「天災と人災は違う。人災は何とか防げるかもしれない、でも天災はムリや。どうしようもない。でも、どうしようもない中でも何とか乗り越えて生きていくしかない! これからも半径5メートルの人生の歌っていきます! 一人一人の顔を見て歌います」と語った。

そして、本当のラストソング「線香花火」を演奏。「俺の火はまだ消えてはいない!」と全身全霊をかけてコザック前田が歌い上げた。

コザック前田が主催者の松原裕をステージ上に呼び出した。呼び出した途端、会場中は松原コール。ステージに現れた、松原は「開催できないかなと本気で思ってましたが、皆さん本当にありがとうございました! 本当にありがとうございます」と声をふり絞る。その言葉と共に今年の『COMIN' KOBE』の幕は閉じた。

『COMIN' KOBE』は今年で11回目を迎え、来場者4万人以上、出演アーティスト数130 組以上を超える大規模なイベント。阪神淡路大震災を風化させず語り継ぎ、神戸からの恩返しとして被災地支援を行い、神戸の魅力を伝えることを最大のテーマとして多くの人間から愛される日本屈指のフェスとなっている。

そんな『COMIN' KOBE』だが、今年は毎年会場を提供してくれていた神戸夙川学院大学の会場が諸問題で使えなくなり、他会場使用料をカバーできなくなり開催が本気で危むばれた。そんな中、クラウドファンディングで協力者を募り開催間近で何とか目標金額を達成し、何とか開催に至り、イベントが大成功のうちに終了することができた。

主催者の松原氏はイベント終了後に「運営費が不足し、開催が危ぶまれましたがクラウドファンディングで皆様から支援頂き、見事実現する事が出来ました。毎年毎年奇跡を積み上げて11回目となった今年は阪神淡路大震災から20年目となる節目ですのでどうしても開催したいと思い、沢山の方々に協力を頂けました。神戸からの恩返しとこの奇跡が終わらないよう、これからも繋がりますように」というコメントも残した。

震災から20年。まだまだこれからもカミングコウベ、そしてガガガSPは進んでいく。

  • minp!音楽ニュース(2015年05月01日)
  • 制作協力:okmusic UP's