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[Gacharic Spin]インタビュー - メジャー第一弾だからって普通にはやんねぇよ!

“全力エンターテイメント”を掲げるGacharic Spinのメジャー第一弾シングルは、なんと楽器隊とパフォーマーによるバンド内対決! ファンの期待通り、ひと筋縄ではいかない内容の同作についてメンバー全員に語ってもらった。

── 待望のメジャー第一弾シングルがリリースされるわけですが、なんとガチャガチャダンサーズとのスプリットシングルという。なぜこういう形態で出そうと?

チョッパー Gacharic Spinは何か仕掛けをすることが大好きなバンドなので、“メジャー第一弾だからって普通にはやんねぇよ!”みたいな(笑)。もともとガチャガチャダンサーズとしての活動をさせたいと思っていたし、ふたりも“やりたい!”って言ってたので、今回がいい機会というか、対決したら面白いんじゃないかと思って、両A面のスプリットシングルにしました。

──「溶けないCANDY」はガチャガチャダンサーズ名義になるのですが、これはスピンオフ的な感じで?

チョッパー いや、ガチャガチャダンサーズはガチャガチャダンサーズなんですよ。Gacharic Spinから派生したユニットなので。

オレオ どっちもが主役なの。っていうか、メンバーみんなが主役だから、スピンオフという感じではないかな。

──確かに。で、さっき言われた対決というのは?

チョッパー 楽器隊がジャケットになっている初回盤Aとダンサーズがジャケットになっている初回盤Bがあるんですけど、その売上げ枚数の多いほうが勝ちなんですね。ダンサーズが勝つと、ガチャガチャダンサーズ単独でシングルが出せるんですよ。で、負けたGacharic Spinは罰ゲームとして、オレオが自費出版でCDを出さないといけないんです。なので、勝負に勝たないと!って。私たち楽器隊としては初回盤Aをゲットしてほしいんですけど、個人的には「ヌーディリズム」のライヴ音源が入っている通常盤も買ってほしいんですよね。「ヌーディリズム」は今の6人になる前、4人で“頑張ろう!”って思った曲で、この曲がなかったら今の6人になっていないから、通常盤も聴いてもらいたい…っていうか、全タイプを買ってください(笑)。

──(笑)。まずは「赤裸ライアー」についてうかがいたいのですが、Gacharic Spinとしてはどんなシングルにしたいと思っていました?

はな 演奏陣のテクニカルの部分をしっかり届けていきたかったので、各パートのソロが入った楽曲にしたいと思っていました。メジャーでは初めてのシングルになるから、改めて“こういうバンドです”っていう自己紹介のような楽曲になっています。

チョッパー はなが最終的なアレンジをまとめるんですけど、そこでバランスをとってくれているというか。

オレオ もう最初からガッツリとアレンジされたデモがあって…その時からイントロのスラップも入っていたし、各パートの見せ場もある状態だったの。

──そのデモを最初に聴いた時のメンバーの印象は?

TOMO-ZO ギャルバンっぽくない、男らしい楽曲だったんで、この曲だったら自分たちらしさが見せつけられるんじゃないかなって思いましたね。

オレオ 自己紹介になるなってのは、みんなの中に直感的にあったと思う。

チョッパー 私は“カッコ良い~!”って思って、この曲をシングルにしたいって一番最初に言ってました。

──歌詞はどのように作っていったのですか?

チョッパー 面白いタイトルを先に考えようってことになって、その中から“赤裸ライアー”がいいんじゃないかってなって、じゃあ“赤裸ライアー”をもとにみんなで歌詞を書こう!って。で、みんなの書いたものの中からはまりのいいものを選んでいきました。

──みんな別々に書いたら、それぞれの“赤裸ライアー”の世界になってしまうのでは?

チョッパー そうなんですけど、意外とつながるんですよ。それで1番が固まったら、その流れで2番をまた作るという。

オレオ パズルみたいにうまくつながるのよ。

──では、ダンサーズのおふたりがこの曲を最初に聴いた時の印象は?

まい まず最初に“カッコ良い!”って思いました。一回聴いただけで、“ここはこういうパフォーマンスをしたいな”って想像ができました。

ありさ みんなが言ってるように、ほんとにカッコ良い曲だと思ったし、ダンスが合いそう…パフォーマーとして踊り甲斐がありそうだなって思いました。

──楽器隊だけじゃなくて、パフォーマーの見せ場もあると。

チョッパー Gacharic Spinって楽器隊プラス、パフォーマーがいるっていうところが武器でもあるので、このふたりを活かすっていうことが他のバンドとの差別化にもなるから、この曲ではふたりが獅子毛を…歌舞伎の『連獅子』に出てくる獅子のカツラを振り回すセクションがあるんですよ。その後にダンスソロにいったり、キーボードソロにいったりするので、この6人だからこその絡み合いがすごくある曲だと思います。

──お、ダンサーズは獅子毛を振り回すんですね。

チョッパー この曲ができた時に“なんか、和のイメージがあるね”ってなって、獅子毛が合うかもって案が出たんですよ。意外と気付かれていないんですけど、ミュージックビデオでも、このふたりがメイクをして振り回してるんですよ。それをライヴでも再現しているので、ミュージックビデオを観て気になった人がライヴに来ると“おお、ライヴでもやってる!”ってテンションが上がると思います(笑)。でも、獅子毛って買うとものすごく高いんですよ。だから、それを手作りしたんです。買わないっていう(笑)。

──そういうところもガチャピンらしいですね(笑)。でも、あれを回すのってコツがいるんでしょ?

まい 本物の獅子毛じゃないから髪先にペンキを塗ってるんですよ。自分の髪だと回せるんですけど、カツラだと回らないんですよね。でも、重さを付けると、自分で回そうとしなくても回ってくれるんです。そういう工夫をしてます。

──そして、そんなガチャガチャダンサーズが歌う「溶けないCANDY」なのですが、自分たちがメインとなる楽曲をやるとなった時はどう思いましたか?

まい 最初に聞いた時は、もともとやりたかったことなのですごく嬉しかったんですけど、不安もすごく大きくて…。今までパフォーマーとしてやってきたけど、歌ったことはなかったので。だから、やったことのないことに挑戦するっていう嬉しさはあったんですけど、不安が大きかったです。

ありさ やっぱり一番最初は“私にできるのかな?”って思いました。歌うのは初めてだし、歌うのが苦手だし、踊りながら歌うってこともやったことがなかったし、全部が成功するのかが不安でした。

──楽曲に対する印象については?

ありさ アイドルっぽい、すごく可愛い曲だなって。ガチャピンではやらなそうっていうか。

チョッパー 「溶けないCANDY」はGacharic Spinは関わってないんですよ。演奏もしていないし、曲も作ってないし、歌詞も書いてないので。だから、ガチャガチャダンサーズ用に作家さんが作った曲が何曲かあって…後々はGacharic Spinもガチャガチャダンサーズに曲を書いてもいいねって話をしたりはしたんですけど、とにかく今回は対決なので、敵に曲は書けないと(笑)。

まい えっ! じゃあ、対決じゃなかったら、曲を書いてくれるんですか!?

はな それはその時、考える(笑)。

チョッパー (笑)。なので、作家さんが出してくれた曲を楽器隊も一緒に聴いて、みんなで“どれがいい?”って話して、この「溶けないCANDY」がいいって言ってるメンバーの数が一番多かったんです。そういう多数決もあって、この曲になったという背景もあります。

はな それだけインパクトがあったということですね。

チョッパー うんうん。私はこの曲が一番、ふたりが歌っているところをイメージできましたね。可愛らしいし、激しい部分もあって、Gacharic Spinから生まれた派生ユニットがやるのに相応しい曲だなって。まぁ、敵なんですけど(笑)。

──まいさんの印象は?

まい 自分もこの曲を選んだんですけど、自分には自分がライヴでこの曲を歌っているイメージはなかったんです。でも、先日のガチャガチャダンサーズの単独ライヴで歌った時にしっくりきたというか、自分たちが初めて出す曲がこの曲で良かったと思いました。踊りがメインのところもあるし、キャッチーでもあるから、お客さんからも“すごくいい曲だね”とか“ダンス、カッコ良いね”とか言われたりもして、それがすごく嬉しかったです。

──初めて歌うということで、レコーディングはどうでした?

まい もう緊張ですよ! みんなと一緒にコーラスの歌入れとかはやったことがあったけど、ひとりでヴォーカルブースに立って歌ったことがなかったから、あの空間はもう…冷や汗をかくぐらいでした(笑)。でも、歌うことは好きなので、初めてだったから時間がかかってしまったんですけど、歌っていくうちに楽しくなっていきました。

──コントロールルームが気になったりとかは?

まい 気になりました! 何を言ってるか聞こえないじゃないですか。何て言われているのか、すごく不安でした(笑)。

チョッパー“バ〜カ、バ〜カ”って言ってたんだよ。

はな小学生か!(笑)

──(笑)。ありささんは?

ありさ 私ももちろん緊張したんですけど、歌わないといけないキーを出すためにテンションを上げて臨んだんで、歌っててめっちゃ汗をかきました。もう必死で歌ってました(笑)。

──でも、歌声は楽しそうでしたよ。

ありさ テンションが上がっているからでしょうね(笑)。あと、聴いている人に想いを届けようと思って歌ってました。

チョッパー いい経験だったよね。こういう展開ができるのはGacharic Spinならではだと思うので、このふたりがもっともっと成長して、それをGacharic Spinに持ち帰ってくれたら嬉しいですね。ふたりの活動も可能性が広がるだろうから、またレコーディングできるように、この勝負に勝たないと!

はな はい!

チョッパー 違うから!(笑)

──あと、気になったのが「溶けないCANDY」って生演奏ですよね。

オレオ ギターとベースとコーラスが…

TOMO-ZO でも、あれは私たちじゃないんです! 

チョッパー あのギターソロはカワイ・トモーゾさんが弾いてくれたんです!

TOMO-ZO METALLIC SPINのカワイ・トモーゾさんなんですよ(笑)。

──METALLIC SPINのメンバーが来日してレコーディングを?(笑)

TOMO-ZO そうです(笑)。PVにも出てくれて…ついでに弾いてくれました(笑)。

──あまりそこは触れないほうがいいと(笑)。

チョッパー (笑)。でも、ライヴではGacharic Spinが生演奏します。

TOMO-ZOGacharic SpinがMETALLIC SPINをコピーします(笑)。

チョッパー ライヴだとそれが観れるので、2015年、また新たなフォーメーションが生まれましたね(笑)。

──そういう楽しめる要素もガチャピンらしいです(笑)。このバンドを紹介するのにいいスプリットシングルになりましたね。

チョッパー 最初にも言いましたけど、Gacharic Spinの自己紹介的なものにはなったと思います。パフォーマーがいるっていうのは他のバンドにはないところだし、そういう意味ではパフォーマーがフィーチャーされた楽曲も入っているし、Gacharic Spinのブチ上がるような楽曲も入っているので、この一枚でGacharic Spinを分かってもらえるというか。しかも、メジャーだけど面白いことをいっぱい仕掛けていくぞ!みたいな、普通のことはやらない…なんか、そういう想いも分かってもらえると思います。まぁ、進化の第一弾ですね。Gacharic Spinの2015年は“進化”がキーワードなんですよ。ガチャガチャダンサーズが派生したっていうのも進化だし、ここからもっともっと進化していきたいですね。

──そんなガチャガチャダンサーズとしては、どう進化していきたいですか?

まい 「溶けないCANDY」はTVアニメ『テンカイナイト』のエンディングテーマになっていて、最初のスタートからそうやってタイアップが付いているから…

はな Gacharic Spinにはタイアップが付いてないのに、ガチャガチャダンサーズには付いていると(笑)。

まい そこでもう勝負が見えましたよね(笑)。そこからのスタートなので、お客さんに“すごい!”って見られるか、“大丈夫なの?”って思われるか、自分の中ではまだそこが分からないんで、ちゃんと認めてもらえるようになりたいっていうか。“ガチャガチャダンサーズはこれだけのことができるんだぞ!”ってところ見せていけたらなって思いますね。まだまだ何年もかかると思うんですけど、ガチャガチャダンサーズだけでも広いステージに立てるようになりたいです。

ありさ 私も同じです!(笑)

──このシングルが出た後にはツアーが控えてるわけですが。

チョッパー 今までのツアーに比べたら本数は少ないんですけど、ガチャガチャダンサーズ単体の活動も始まるので、そこからGacharic Spinの存在を知ってもらえればなって。で、ファイナルが5月3日の渋谷公会堂なので、それに向けてみんなで成長していけたらなって思ってます。

  • minp!音楽ニュース(2015年03月11日)
  • 制作協力:okmusic UP's