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ワイクリフに寄付金不正疑惑、本人は涙の否定

ハイチ大地震を受け、同国出身であるアーティスト/プロデューサーのワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)と、彼のハイチ支援団体イェレ・ハイチ(Yele Haiti)が大きな注目を集めているが、その反動か過去の資金不正使用疑惑が浮上している。

これは警察や裁判所の書類を入手して数々の事件をすっぱぬいてきた情報サイトthesmokinggun.comによるもので、イェレ・ハイチが過去にチャリティのためと称して集めた寄付金の一部が、音楽スタジオのレンタル代や、ワイクリフ自身に対するライブ出演料10万ドル(2006年時点で約1,200万円)に当てられたと指摘。その他にも税金の滞納や寄付金の使途報告を出していないことなどを問題視する記事を掲載し、同団体への寄付が正当に使用されるかどうかに疑問符をつけている。

この告発に対しワイクリフ・ジョンも早速反応。現地を視察し帰国した直後にYouTubeへの投稿ビデオや記者会見で、「間違いがあったことは確かだが、自分個人で着服したことは一切ない」と涙ながらに訴えている。またイェレ・ハイチの代表であるヒュー・ロック(Hugh Locke)は、ワイクリフの出演料として計上された10万ドルはバックバンドやスタッフのギャランティなどに支払われたもので、ワイクリフ個人の所得にはなっていないと弁明している。

イェレ・ハイチは1998年にワイクリフ・ジョン財団として設立され、以後は貧困で知られるハイチ支援活動を継続してきたが、過去にも会計処理の不備などを指摘されている。ワイクリフは今回の地震に際し、テキストメッセージ(日本で言うSMS)でメールを送ることで自動的に5ドルの寄付を行え、その5ドルは携帯電話の料金に加算されるというシンプルな方法をいち早くアピール。わずか数日で100万ドル(約9,100万円)以上の寄付金を集めることに成功している。text by notrax

  • minp!音楽ニュース(2010年01月21日)
  • 制作協力:okmusic UP's