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SCANDAL、5回目となる「コピーバンド/ヴォーカリストコンテスト」を開催

SCANDALがガールズバンドのさらなる盛り上がりを願って2010年から毎年開催し、今年で5回目となる「第5回SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト」のファイナルが、12月14日(日)に品川ステラボールで開催された。

2010年の1回目のコンテストでは、応募総数352組とこの旨のコンテストの応募としてはかなり多く、年々その応募総数は増え(2回:486組、3回:510組、4回550組)、今年は過去最高の614組を超える応募が寄せられた。二次審査も昨年までの東京・大阪のみの二次審査会場から、今回は福岡と名古屋も加わり、4都市で開催。厳正なる審査を通過した7組の女子中高生ガールズバンドが、去年の渋谷AXから品川ステラボールへと拡大した舞台で決勝へと進んだ。コピーバンドコンテストには1,200名のオーディエンスも集まり、応募期間の夏休みから練習を重ねてきたファイナリストたちの最終決戦が遂に開幕! 審査員にはSCANDALも加わり、パフォーマンスを見守った。

オープニングアクトには、昨年グランプリに輝いた福岡県久留米市出身の7人組中高生ガールズバンド、KANIKAPILA(カニカピラ)が登場! グランプリ受賞から地元・福岡を中心に活動し、FM FUKUOKAでレギュラー番組も持ち、インディーズでリリースしたファーストミニアルバム『カニカピラ』が地元を中心に着実に注目を集めている。そして、いよいよ2月25日にはメジャーデビューも決定した。この日、初めて本人たちからメジャーデビューの報告があり、同郷の大先輩である藤井フミヤ作詞・藤井尚之作曲のデビュー曲「イッちゃえ!I LOVE YOU!」をお揃いのチェックの衣装で披露。作詞を担当した藤井フミヤは「同郷のガールズバンドがデビューするということで、藤井兄弟で曲を作りました。メンバーはまだ中3 と高1という若さですが、演奏も唄も上手くて驚きました。これから彼女たちがどんなバンドに育っていくのか楽しみです」と応援コメントを寄せ、作曲の藤井尚之も「自分の若かりし頃を思い出し、青春まっただ中を音楽で謳歌している姿がとても微笑ましかったです!!」と温かいエールを送った。

いよいよファイナリスト7組のパフォーマンスもスタート。1組目のN-pop project(ネポッププロジェクト)は福島県から参加したガールズバンドで、バンドを始めたきっかけは震災の影響によって外で遊べなくなる中、SCANDALの楽曲と出会い、結成したそうで、楽器歴1年でファイナルに進出。今回のファイナリスト最年少となる中学1年生ながら「瞬間センチメンタル」を堂々とトップバッターとして演奏した。2組目のR-glay(アールグレイ)は京都出身の6人組。進学校に通いながら勉強と両立し、ファイナルに進出。現在高校2年生で来年は受験を控え、今年にかけた挑戦で「Rock'n Roll」を披露した。3組目の神戸出身、RANK(ランク)は昨年ファイナルに進出しながらもグランプリには一歩届かなかった想いを胸に、珍しい選曲ながら「Shining Sun」を堂々のパフォーマンス。4組目は、大阪出身で、SCANDALもデビュー前にストリートライヴをしていた城天でライヴをしているHi-Dear(ハイディアー)で、結成半年ながら毎日練習を重ねた「welcome home」を披露し、安定感抜群のパフォーマンスで会場を沸かせた。

5組目の群馬出身、Limit.(リミット)は念願のファイナル出場。去年と同様に「会わないつもりの、元気でね」を選曲し、成長した姿を見せた。6組目の東京会場から勝ち残ったひかほりっくは、去年まで別々のバンドとして二次審査やファイナルに進出していたメンバーで、グランプリを獲るために結成した3 ピース。バンドのグルーヴ感が必要な「Hi-Hi-Hi」を選曲し、迫力ある演奏力で会場を盛り上げた。7組目となる神奈川出身のwinry's(ウィンリーズ)は、現在中学3年生の彼女たちは中学1年生よりいっしょにバンドをやってきた仲間とあり、息の合ったパフォーマンスで「カゲロウ」を披露。昨年コピバンコンテストに出場した軽音楽部の先輩たちから譲り受けた衣装を着ての参加となった。今回はSCANDAL楽曲の中でもアルバム収録のマニアックな選曲が多く、女子中高生の根強いSCANDAL人気を感じられるファイナリストたちの演奏だった。

ファイナリストのパフォーマンス後には彼女たちに想いを返すように、SCANDALもライヴを披露。HARUNA(Vo&Gt)は「ライヴは技術だけじゃなくて心に響くもの。音楽って楽しい!って改めて思いました」と学生バンドに触発された様子だ。デビュー曲「DOLL」や、12月3日にリリースされた『HELLO WORLD』から圧倒的なパフォーマンスで魅せる新曲「Image」、ファイナリストたちに向けた「Your song」など全6曲をパフォーマンス。先ほどまで緊張した面持ちの出場者も含め、会場は総立ちの大盛り上がりとなった。

そして、ついに表彰式。レベルの高いファイナリストたちのパフォーマンスの審査は難航を極め、急遽グランプリ以外に審査員特別賞が設けられ、長くバンドを続けたいと語った中学3年生のwinry'sが受賞。そして、クライマックスのグランプリ発表では全国614組の頂点に3ピースバンド、ひかほりっくが輝いた。グランプリ受賞という目標を叶えるため、SCANDALのコンテストで繋がった学校も趣味も違うメンバーで練習を重ね、圧倒的なパフォーマンスを披露。2年越しの夢を叶え、感動のフィナーレとなった。HARUNAは「演奏力が高く、年々凄いレベルがあがっている。アレンジも自分達でやってくれていて嬉しかった! 今回グランプリになれなくても続けていくことが大事」と総括し、熱かったプレーヤーにはSCANDALメンバーそれぞれから個人表彰と楽器、アンプのプレゼントが手渡された。グランプリに輝いたひかほりっくは、2015年実施予定のSCANDAL主催イベント「バンドやろうよ!! Vol.6」にSCANDALと同じ舞台に立つことが決定。彼女たちのさらなる成長が楽しみだ。

RINA(Dr&Vo)は「品川ステラボールは私達SCANDALがデビュー前に緊張しながらライブに立った場所。昨年グランプリを受賞したKANIKAPILAがこのステージに戻ってきて、メジャーデビューを発表しました。自分達に憧れてくれてコピーバンドをしてきた子達がデビューするって、時代はまわっていくね。すごく嬉しいことです」と仲間となるガールズバンド、KANIKAPILAにもエールを送った。明日のSCANDALを夢見て全国より集まった学生ガールズバンドたちの熱い想いと、次々と才能があふれてデビューが決まっていく仲間たちの姿に、さらにガールズバンド界への期待が膨らむ。そんな1日となった。


【藤井フミヤ、藤井尚之 コメント】
■藤井フミヤ
今回、同郷のガールズバンドがデビューするということで、藤井兄弟で曲を作りました。メンバーはまだ中3 と高1という若さですが、演奏も唄も上手くて驚きました。「イッちゃえ!I Love You!」は彼女たちの若いパワーをより引き出し、ライブで盛り上がるための曲です。「卒業白書」は彼女たちが成長してゆく過程で、いろんな想いを卒業してゆく等身大な曲です。これから彼女たちがどんなバンドに育っていくのか楽しみです。

■藤井尚之
同郷というだけで嬉しくなりますね。作曲の依頼が来た時に、テレビの映像を見せてもらったのですが、自分の若かりし頃を思い出し、青春まっただ中を音楽で謳歌している姿がとても微笑まかったです!!僕なりに若い世代という事を意識せず曲を書いたのですが、見事に"彼女たちの世界"を作ってくれました。デビューというスタートラインに立ちましたが、まっすぐに突き進んでください。

【KANIKAPILA】シングル「イッちゃえ!I LOVE YOU!」

2015年2月25日発売
【初回生産限定盤】(CD+DVD)
ESCL-4359~60/¥1,500+税
【通常盤】(CDのみ)
ESCL-4361/¥1,204+税
<収録曲>
01.イッちゃえ!I LOVE YOU!
02.卒業白書
03.白い雲のように
04.イッちゃえ!I LOVE YOU!(Instrumental)
<DVD>※初回生産限定盤のみ
01.イッちゃえ!I LOVE YOU!(MV)

  • minp!音楽ニュース(2014年12月15日)
  • 制作協力:okmusic UP's