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保志総一朗出演「最遊記」ボーカル集発売記念イベントレポ到着

峰倉かずや原作「最遊記」シリーズのこれまでのキャラクターソングを集めたCD『「最遊記」コンプリート・ボーカルソングコレクション』の発売記念トークイベントが、2014年10月25日(土)アニメイト横浜店にて開催された。


そこで今回は、“孫悟空”役の保志総一朗のほか、楽曲制作を手がけるD.N Twinsの増渕東も出演し、収録にまつわる裏話なども語られたという同イベントより、2回公演のうちの第2部のレポートをお届けする。なお、イベント内でも発表された“「好き歌」アンケート”の結果が、ファンのコメントとともにCD公式ページ(http://saiyuki-cd.com/vocalcd/index.html)にて公開中。気になる人はこちらのチェックもお忘れなく。

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『「最遊記」コンプリート・ボーカルソングコレクション』発売記念トークショーレポート

●「孫悟空歴ではかなり上位」の保志さんが『最遊記』の14年を振り返る

 『「最遊記」コンプリート・ボーカルソングコレクション』は、『幻想魔伝最遊記』、『最遊記RELOAD』、『最遊記RELOAD GUNLOCK』の各ボーカルアルバム収録曲、OVA『最遊記RELOAD-burial-』のED曲とDVD初回版の特典CDのみに収録された3曲など全43曲を収録した豪華4枚組のボーカルソング集。

 保志総一朗さんが登場しお客さんに「ボンジー!」と言うと、お客さんも「ボンジー!」。「ありがとう! 『最遊記』限定のごあいさつです。改めて孫悟空役の保志総一朗です。パッピー!」と再びのごあいさつにもお客さんのレスポンスに「元気いいじゃないですか!?」と驚きながら「『最遊記』の久しぶりのイベントで、しかもキャラソンについて話す機会はなかなかないのでレアですね」。

 『最遊記』のアニメがスタートしてから14年、孫悟空をこれまで演じてきたことについて「孫悟空歴的にはかなり上位に入るんじゃないでしょうか? 『おら』にはかなわないけど、『腹減った』では負けませんよと(笑)。毎年、ドラマCDなど何かしらで演じさせていただいているので、いつでも悟空が一緒にいる感じで。ドラマCDもまだ続いているし、またOVAもやりたいですね。『幻想魔伝最遊記』の時のひやひやする感じといったら。アフレコも綱渡りで。『ちゃんとオンエアできるのかな』みたいな(笑)」。

●保志さんが明かす現場の秘蔵エピソード

 1番楽しかったことは「他の現場とノリが違って。ラジオからスタートしましたが、ラジオ自体がおかしくて。寿司を握ったり、見えないのに黒ひげ危機一髪とかやらされたり。DJCDでは着ぐるみを着させられて。楽しかったけど、今、アレをやれと言われたら企画が通らないでしょうね」。懐かしそうに「『最遊記』は自由でしたね」と語る保志さんに司会が「フリーダムな感じ?」と言うと、小声で「ちょっと!」と突っ込む保志さんがかわいい。

 『最遊記』アフレコ現場は「三蔵一行のように仲良くやっていた気がします。キャストの皆さんとキャラがかぶりますね」と。また、「体育会ノリでしたね。部活の先輩みたいな。すごくやりやすいけど、仕事に徹せられないような。距離が近くなり過ぎるのも問題ですね。仲が良過ぎると遠慮がなくなって。浪川(大輔)君が来た時は2人で『僕らは底辺ですよね』と。浪川君は芸歴は長いのに敬われてなくて(笑)」とも。

●楽曲制作の増渕さんと好き歌アンケート3人歌唱曲のベスト5についてトーク

 ここでもう一人のゲスト、『最遊記』シリーズのサウンドプロデュースを手がけているD.N Twinsの増渕東さんを呼び込み。楽曲制作の流れについて「最初に峰倉先生からイメージが届いて、斉藤光浩さん(D.N Twinsのお一人)と一緒にデモ曲を集めて、複数曲を選んで先生に聴いていただきます。そして先生からの曲や歌詞についての要望を元に、こさかなおみさんに作詞していただき、曲ができたら仮歌を入れ、キャストの皆さんに歌っていただきます」と説明してくれました。

 『最遊記』CD公式サイトにて発売日の8月27日から9月26日まで、「好き歌」アンケートと題し、『「最遊記」コンプリート・ボーカルソングコレクション』に収録された楽曲から、三蔵、孫悟空、沙悟浄それぞれのソロ、3人歌唱曲、全曲の5つの部門で好きな曲の投票を募集してきましたが、この回で発表するのは3人歌唱曲と全曲総合のベスト5。順位に該当した曲が場内に流れ、それについて保志さんと増渕さんがトーク。

 3人歌唱曲の第5位は「shiny moon」(OVA『最遊記RELOAD-burial-』ED曲)。増渕さんから「3人曲は全部歌えますか」ときかれ、「自分のパートだけじゃなくて? 結構、覚えてますよ。歌い分けは決まっているけど、時々、全部歌ってくださいということもあるので」と保志さん。「複数人で歌う曲は最初にレコーディングしていた気がします」と話すと「そうですね」とうなづく増渕さん。「だから合わせなくていい。先にやったもん勝ちみたいな(笑)」(保志さん)、「平田さんが『ズルい』とよく言ってました」(増渕さん)。

 第4位は「The way to paradise」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.3』)。「4位かあ? この曲も好きなんですよね。ノリが良くて」(保志さん)、「3人で歌う曲は平田さんが一番キーが低いので、平田さんに合わせるんですよね」(増渕さん)、「複数で歌う曲は僕は決定権が一番低いので(笑)。3人ならではのノリがよく出ているかなと」(保志さん)、「保志さんの高いところで出す苦しげな声が好きなんです(笑)」(増渕さん)、「僕が下げてと言っても下げてくれないから(笑)」(保志さん)。

 第2位は同票で、まず「Go to the west」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.2』)。「キャラクターソングなのに声を加工しちゃうってどうなんだろう?(笑)」(増渕さん)、「あえてということで(笑)、間奏もいいんですよね。正直、1番好き! これを聴くとすごくアガるんです。車の中で聴いたりして。『最遊記』らしいですよね」(保志さん)。選んだ理由も「『最遊記』らしい」、「題名がストレート」という意見も多かったそう。

 もう1曲は「blow winds」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.1』)。イントロがなかなか終わらず、「イントロや間奏が長い曲が多いですよね」。また「イベントでも歌ったような。初期のせつなカッコいい、王道の曲で好きです」。

 第1位は「Freedom」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.2』)。「すべてはこの曲から始まりました。イメージアルバムで一番最初に完成した曲で」(増渕さん)、「ラジオで最初に紹介して、ED曲に使ったりして。イメージアルバムの野見山(正貴)さんが歌唱した曲も良かったですよね」(保志さん)、「実はイメージアルバムとはアレンジも少し変えて」(増渕さん)。イントロを聴いた瞬間に曲がわかるお客さんに「みんな、コンマ数秒でわかるのはすごいですね」と感心する増渕さんに、「このへんの人達はわかりますよ!」と誇らしげな保志さん。結果にはお客さんも納得。「こうなっちゃうよね。印象強いし。あと「waymarks」も『最遊記』らしいけど、5曲だから難しいですね」と保志さん。

●総合トップ5の結果に納得しながらも保志さんが気になることは?

 そして、すべての曲の総合トップ5。「デュエット曲が候補に入るのは初めてですね。浪川君の曲とか。入っているかな?(笑)」と保志さんも興味津々。第5位は3人歌唱曲部門と同じく「shiny moon」(OVA『最遊記RELOAD-burial-』ED曲)。「あれ、さっき聴いたよ。でも実際、いい曲ですからね」(保志さん)。

 第4位は三蔵ソロの「GAME」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.1』)。「三蔵といえばこの曲のイメージが強いかな。CDドラマでキャラ自身がカラオケ屋さんで歌ってて(笑)。カッコイイですよね。関さんが素晴らしい!」(保志さん)、「保志さんもそうですが、関さんは完全に予習してこられて。」(増渕さん)、「関さんは完璧主義なんですよね。自分の中でつじつまが合わないとやりとりが厳しくて(笑)」(保志さん)、「歌う時はこちらに委ねてくださいますね。何もおっしゃらないし」(増渕さん)、「たまたま関さんの後に歌収録した時があって、生で関さんの歌を聴いたら迫力があってカッコよくて」(保志さん)。

 第2位は同率で、まず三蔵と悟空のデュエット曲「TREASURE」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.2』)。「こういう曲調は三蔵に似合いますね。大人っぽくて渋いカッコよさというか。Bメロが特に関さんらしさが出ている気がします」(保志さん)、「おしゃれですよね」(増渕さん)。「2人が信頼し合っているのがわかる」という選考理由も。

 もう1曲は三蔵と悟浄のデュエット曲「bad friends」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.1』)。「しゃれた感じで、大人の余裕感もあって。遊びがあるというか」(保志さん)、「触るとやけどするぜ、みたいな。あと平田さんはなかなかレコーディングブースに入ってくれなくて(笑)」(増渕さん)、「わかる! ひとしきりくつろいでから。平田さんはすぐにタバコ吸いに行っちゃう(笑)」(保志さん)。「反目し合っても似たもの同士なのがいい」「2人の関係性と絆が感じられる」という意見が寄せられました。

 第1位は……3人曲と同じく「Freedom」(『幻想魔伝 最遊記 VOCAL ALBUM Vol.2』)。「これはしょうがないですよね。ちなみにこの曲はカラオケで歌ったことがあります。『最遊記』のキャラソンは結構入ってますよね。絵も出るし。『最遊記』は主題歌系も好きなんです。」(保志さん)、「リリースされた頃は、僕はほとんど『最遊記』の着メロでした」(増渕さん)。

 全順位を見た保志さんの感想は「やっぱり初期の印象が強いんですね。そのへんの曲が人気で。これだけの年月聴いていただけているならそれも当然かもしれませんね。一つ気付いたのは全曲のランクの中に悟空のソロが入ってなかった。もっと頑張らなきゃなと(笑)」。各部門の好き歌アンケートの詳しい順位は『最遊記』CD公式サイト内「最遊記」コンプリート・ボーカルコレクションページで発表されているのでチェックしよう!

●今後の『最遊記』と保志さんのソロ1stライブに注目!

 直筆サイン入りのブックレットをゲットできるジャンケン大会を終えるとED。「2回、あっという間でした。こうやってキャラソン1曲ずつにコメントしたり、皆さんと一緒に聴きながら思い出したりできる機会はなかなかないし、濃密な時間を過ごさせていただきました。こんなに応援してもらえているんだと肌で感じて『最遊記』の人気を実感できて、これからが楽しみになりました。14年間、『最遊記』の世界は広がってきましたが、峰倉先生の原作がまだ西に向かっている途中なので、どうしても期待してしまいます。動く三蔵一行も見たいし、ドラマCDも続いているし、僕自身も無邪気で明るい悟空が好きだし。あと舞台あいさつの時みたいに、三蔵一行で集まれる楽しい機会があればうれしいです。これからもよろしくお願いします!」。

 最後は来年2月に行われる保志さんの1stソロライブのお知らせも。「ライブで一緒に思い切り楽しんで盛り上がれたらうれしいなと思っていますので、ぜひ遊びに来てください!」。保志さんファンの方も『最遊記』ファンの方も見逃せないライブになりそうですね!

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NOW ON SALE

『「最遊記」コンプリート・ボーカルソングコレクション』

CD4枚組
品番:FFCM-0048
価格:本体5,000円+税
発売:フロンティアワークス

(C)峰倉かずや/一迅社・最遊記プロジェクト・テレビ東京 2000
(C)峰倉かずや/一迅社,テレビ東京,電通,ぴえろ 2003
(C)峰倉かずや/一迅社,テレビ東京,電通,ぴえろ 2004
(C)峰倉かずや・一迅社/OVA最遊記RELOAD製作委員会 2007


■SOICHIRO HOSHI 1st LIVE “DEPARTING PARTY”

2015年2月21日(土)16:30開場 17:30開演
東京・ディファ有明
全席指定7,000円
11月29日よりアニメイトTV、イープラスにて一般発売開始!

特設サイト
⇒http://www.fwinc.co.jp/music/hoshi/live2015/


関連リンク:

『最遊記』CD公式サイト「コンプリート・ボーカルソングコレクション」ページ
⇒http://saiyuki-cd.com/vocalcd/

  • minp!音楽ニュース(2014年11月11日)
  • 制作協力:okmusic UP's