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適応障害を克服したkannivalismの怜が自伝本を出版

2007年、自身の適応障害によりバンド活動を休止していたkannivalismのヴォーカル怜(りょう)がその病と闘った2年間を赤裸々に綴った自伝本『鬱病ロッカー』を発売した。

この出版を記念して、発売日である11月11日(水)にタワーレコード渋谷店でトーク&サイン会を開催した怜は、
「個人的なものでもあるし、より人間的でもあるし、そういう意味では、フルネームでいきたいなって。『鬱病ロッカー』というタイトルも、もっと音楽的なタイトルも付けられたと思うんですけど、そういうことより直接的なものでもいいのかなって。初めはイヤだなって思ったけど、今では気に入ってます」と“兒玉 怜”の名前で書いた初エッセイについて語り、「心の崩壊」「適応障害」「入院生活」「社会復帰」「生と死」の全5章から成る本文には、メンバーや関係者の名前も時に実名で登場しているという。

現役のミュージシャンでありながら自らのプライベートや闘病生活をさらけ出したことについては、「ある程度出来上がってきて、初めから読み直した時は涙がいっぱい出ました。治った治ってないっていったらわからないですけど、良い意味で自分を受け入れるようになった。暗い部分を隠さず、素直になれた」と振り返る。
さらに、「僕はバンドで詞を書いているんですけど、文章においてはまた違うと思うんですよ。ただ、そういうところでまた言葉で表現してみるっていうのもおもしろいかな」と今後の執筆活動に意欲をみせた。

既にバンドとしての活動再開も決定しており、新メンバーとしてドラムに“光也”を迎えた復活第1弾シングル「life is」を11月18日(水)に発売、12月26日(土)にはZepp Tokyoにて復活ライヴを行う。2010年春には2ndアルバムのリリースも予定している。


■『鬱病ロッカー』
著:兒玉 怜(こだま りょう)
定価:1300円
発売日:2009年11月11日
装丁:257ページ 四六判ソフトカバー
発行:ランダムハウス講談社

  • minp!音楽ニュース(2009年11月15日)
  • 制作協力:okmusic UP's