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魔界少女拳が新木場にて“凶乱”の魔界錬闘会を開催

7月25日、魔界少女拳が音楽とプロレス、そして演劇で魅せる総合エンタメショー「第四回魔界錬闘会~魔界凶乱~」 を新木場1stRINGにて開催した。

超満員札止めの中、新木場1stRINGは始まりを待ち構える観客の異様な興奮に包まれていた。今宵も魔界少女拳の斬新なステージが幕をあける。

音楽ライブだけではない。
役者としての顔をもつ魔界少女拳のメンバーによる芝居シーン、そして、プロレスラーによる目の前で繰り広げられる生の試合が絶妙に交差するステージだ。

スモークに取り囲まれたステージ、リング、そして客席。
会場内が深い霧に包まれている錯覚に陥る。

まずは恒例の振り返り映像から、前回「~魔界撩乱~」で登場したニューキャラクター鬼道丸が魔界衆(妖怪)を従えて飛び出し、師匠である道満(陰陽師)を呼び出す。その呼びかけに力なく答える道満。なんと、晴明は地獄の閻魔王をこの地上に呼び出し全てを破壊しようとしていると言う。

平安の時代に日の本を救った英雄、安倍晴明が人類の向こう渕に立つ。

「鬼道丸・・・魔界少女拳に力を貸し、晴明を・・・倒せ・・・」

今や魔界少女拳の召喚は鬼道丸に託されている。

そこへ客席から登場する光。鬼道丸と同じく前回から登場したニューキャラクター。一見、好青年のようではある安倍晴明一派の一人。しかし前回、晴明の目を盗み弁慶から魂を抜き取ったのはこの男。別の目的を示唆する中、終わったのが前回「~魔界撩乱~」。この男の目的は一体……

鬼道丸が召喚の為の儀式を再開。影導士が妖しく舞い、鬼道丸の小気味よい口上で魔界少女拳がリング上に勢揃いする。

対峙するは、安倍晴明軍団。

陰陽師最強で最高の男、安倍晴明と魔界少女拳の頭領、平了により錬闘会は今後、晴明軍、魔界少女拳の対抗戦形式で行い、先に12個の魂を獲得した方が相手方を封印出来る【奪魂の儀式】にすると宣言。はっきりとした対決の構図が決定する。

伍芒星を描き、晴明軍側が呼び出したヒトガタは円華。憑依するは悲劇の武将、越智安成。対するは魔界少女拳。呪い唄と呪い舞により呼び出したヒトガタ藤田峰男に戦国の傾き者、前田慶次が憑依する。

歴史的には何の因縁もない二人の対戦。

お互いがお互いの攻撃をかわす展開。そこから攻撃がヒットし始める。互いが技を出し切ったか、呪術攻撃を仕掛ける安成。対する慶次も呪術に呪術を返し対抗していく。一歩も譲らぬ展開も決着の行方は徐々に慶次に傾き始める。押し込まれていく安成。苦しい表情。最後は前田慶次の必殺技、落破裂(ダウンバースト)でスリーカウント。

「勝者、前田慶次!」

魂を奪えと錬武官が言うのが早いかリング上で大の字の安成の手を取り助け起こす慶次。「こいつとは又やりてぇんだよ!」憤る魔界少女拳を尻目に退場する慶次と安成。

第二死合の召喚は魔界少女拳から。

呪い唄(魔界心中)により、猛牛魔と巴御前が呼び出される。対する晴明軍が呼び出したのは、鶴姫と、CHANGOをヒトガタとした・・・安土桃山時代の大泥棒、石川五右衛門!

「始めいっ!」

練武官の掛け声と共に唸る猛牛魔。それに対し、低く低く構える石川五右衛門。控える鶴姫は闘志を滾らせるが、一方巴はリングサイドを離れ、ステージ上よりその静寂を見据える。

ロックアップ。がっちりと組み合う猛牛魔と五右衛門。互いの胸を張り合い、五右衛門が素早さを封じられた所で鶴姫と入れ替わる。と、同時に巴がコーナーに控えてない事に気付く猛牛魔。素早くリングインする、鶴姫。

猛牛魔vs鶴姫

前回、猛牛魔が鶴姫を一方的に攻め込み、鶴姫が瀕死の状態になってしまった死合が頭をよぎる。渾身の一撃を何発も繰り出す鶴姫。しかし猛牛魔の重い頭突き一発でダウンを強いられる。そこに五右衛門が割って入り、流れは鶴姫五右衛門組に傾き始める。まだ巴御前は動かない。弱る猛牛魔に二人掛かりの攻撃。そしてダメ押しのイス攻撃! 2.9キックアウト。瀕死の猛牛魔に追撃の二人掛かりの攻撃。そして五右衛門トドメのダイビングセントーンが炸裂し、カバーに入った所で巴御前がやっと助けに入る。義経と闘わせろと、平に詰め寄った巴ではあるが鶴姫とリング下で乱闘へ。リング上の五右衛門と猛牛魔。首を抱え込んで喉元に足をぶち込む獄門で2.9キックアウト。うつぶせにダウンした状態の猛牛魔が最後の力を振り絞り、渾身のバックドロップ! 強烈にマットに叩き付けられた五右衛門はのたうち回る。あきらかに動きも鈍っている。負傷したか!? 鶴姫、巴御前にそれぞれタッチ。ある意味、錬闘会慣れした試合巧者二人の闘い。鶴姫が巴華を躱し、巴御前が619を躱す。お互いの必殺技が決まらない一進一退の攻防。しかしそこに猛牛魔が加わり、巴猛牛魔組が徐々に押し込んで行く。最後は五右衛門の首に猛牛首折り弾が決まり、死合終了。

「猛牛魔よ、魂を奪え」

奪魂の儀式により猛牛魔が五右衛門の魂を奪い、その手が鶴姫の首元に伸びんとしたその刹那、走り込んで来る疾風如き人影が。…越智安成…

素早く猛牛魔、巴御前をリング下に落し鶴姫を救出。も、鶴姫に一瞥もくれずに立ち去る。追いすがる……鶴姫……

魔界少女拳獲得魂1個
安倍晴明軍団獲得魂0個

休憩明けは演劇パートから。

光とあさぎがゆっくりと登場する。
光より、弁慶は封印されたと聞かされるあさぎ。そしてそれを行った張本人は義経だという。弁慶を父のように慕うあさぎ。更に煽るかのように言葉を繋ぐ光。

「義経を憎め。義経を…義経を憎むのだ! 君が何をすればいいか分かるよね?」
「義経を…殺す……必ず…殺す……」

幼い少女の心は憎しみに捕われて行ってしまうのだろうか…

その一部始終を知ってか知らずか登場する神楽坂十万喜。光に仲間にならないかと持ちかける。

「ごみくずと組まなきゃならないほど暇じゃないんだよ」

激昂する神楽坂。

影導士を呼び出し、光を始末せんとするもいとも簡単に影導士を倒す光。

光と神楽坂が対峙する。一触即発。

「よせ神楽坂。おまえでは勝てぬ」

平了率いる魔界少女拳がリング上に登場。と、同時に安倍晴明軍団も出揃う。晴明軍が召喚するは虎炎をヒトガタとした源九郎義経。相変わらずのカリスマを放ち、リングに仁王立ちする。

対する魔界少女拳。呪い唄(魔界蒼剣)によりヒトガタ木高イサミを呼び寄せる。憑依するは…織田信長をも震撼せしめし伝説の男。風魔小太郎!

会場がどよめきに包まれる。このどよめきは憑依するものに興味を示し始めている観客の素直な反応。

鞍馬の天狗vs暗殺の達人

「本日最後の奪魂の儀式。始めいっ!」

距離を保つ両者。静かな立ち上がり。指先で探り合う。嫌う。距離を取る。詰める。ロックアップ。がっしりと首と首をつかみ合う。そこから腕の取り合いへ移行。まずは小太郎が義経の左腕をがっちりロック。締め上げていく。返し返されグランドの展開へ。グランドを嫌う義経、素早く立ち上がりロープワークからのローリングソバット。小太郎負けじと、顔面への右ハイキック。湧き上がる歓声。小太郎の方が一枚上手か?小太郎と義経。いや、木高イサミと丸山敦。この二人手が合う。初シングルにも関わらず、この二人の呼吸が肌が合うのが会場狭しと隅々まで染み渡る。「小太郎!」と、声援が飛ぶ。いや。この二人は木高と丸山ではなく、小太郎と義経なのだ!憑依が完璧に行われてる二人の闘いなのだ!手が合わないはずがないではないか。

コーナーに押し込まれていた義経が、コーナーに飛び乗った小太郎をリング下へ。その瞬間、なんと義経がトペ・コンヒーロを繰り出す。会場のボルテージが一気に上がる。リング上へ戻り、ハイキックを躱しロープへ飛んだ義経へ小太郎が抜群のタイミングでドロップキック。義経をコーナーポストに座らせ、フランケンシュタイナー。瀕死の義経。勇み足でスリーカウントを狙うも離れた距離からの義経の八卦により吹き飛ぶ小太郎。プロレス会場で繰り出される八卦でもここは「試合」を「死合」と呼ぶ魔界錬闘会会場。当てずに相手を吹き飛ばす技である八卦にもはや違和感などない。事実、リング中央から赤コーナーまで吹き飛んでみせた小太郎に声援が上がった程。そこまで魔界の世界観は観客に浸透している。小太郎の反撃は義経の首根っこをつかむしぐさ。これも実際に掴むのではなく、距離のあるところから宙を掴み喉仏を押さえ苦しみあえぐ義経。これも世界観ですんなり溶け込む。両者長らくダウン状態。するとリング下にエスケープした小太郎の手になんと小太刀が!! プロレスではありえない光景に会場は凍りつく。それを見て動いた安倍晴明は、義経に太刀を手渡す。リング上で太刀を抜きあい対峙する二人。しばしの間。ゆっくりと太刀を振り上げる義経。両者が動くか動かないかした刹那、会場が暗転。切り裂く音が会場を劈く。照明が付いた時には、二人の位置が入れ替わっている。血を吐き倒れこむ義経。小太郎が止めを刺そうとしたその時、振り向きざまの義経のひと太刀が小太郎を切り裂く。湧き上がる会場。小太郎を回復させるために呪い歌の追加を命じる平了。「魔界大戦」。魔界少女拳の唄により小太郎が回復し義経を追い込む。一方的な展開。イスを出しそこへ何度も義経を打ち付ける。止めはイスの山に垂直落下式のブレーンバスター。イサミの真骨頂が炸裂する。もそこに立つは風魔の男。しかし自分のダメージも深い。その隙をつき、義経が小太刀で魔界の唄姫邪魅を斬りつける。呪い唄が止んだところで力を失い始めた小太郎に近づく義経。技を狙いかけたとこで頭を抱えて苦しがる。振り向けばあさぎが印を結んでいるではないか!?その隙を逃さず必殺技「勇み足斬」でスリーカウント。複雑怪奇な死合に終止符を打つ。そして魂を奪おうとすると巴御前が駆け込んで来て、義経を自分の獲物と主張するもこちらも勇み足で失神KO。義経の魂を奪う。

リング上に揃う魔界少女拳。その頭領である平了の前に土下座の姿勢の小太郎。その左手には義経の魂が鈍く光っている。功績を讃え、欲しい物を言ってみよと平。小太郎の返答は……

「自由が欲しゅうございます」

「好きにしろ」

魔界少女拳が会場を後にする。

残された安倍晴明軍団。
晴明は光の企みを全て悟った様子であさぎの身体を借りるという呪術を最後に行う。これは次回への布石であろうか? 光の思惑のオリを残し、魔界錬闘会は妖乱へと繋がる。

魔界少女拳獲得魂2個
安倍晴明軍団獲得魂0個

先に12個の魂を奪った方が相手を封印出来る「奪魂の儀式」。次回、魔界妖乱まであと……45日。

■「魔界錬闘会」詳細ページ
http://www.zen-a.co.jp/ticket/rentokai/

『第五回魔界錬闘会~魔界妖乱~』

8月29日(金) 新木場1stRING
18時開場/19時開演
http://www.1st-ring.com/access.html
■チケット取り扱い
http://www.zen-a.co.jp/ticket/rentokai/

  • minp!音楽ニュース(2014年08月05日)
  • 制作協力:okmusic UP's