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水樹奈々や堀江由衣曲に「ハピマテ」コラボも!上坂すみれ、水瀬いのり、小倉唯のトリニティライブで9,000人熱狂

ライブ直前には囲み取材がおこなわれ、それぞれがライブに懸ける意気込みを語ってくれた。

<“KING SUPER LIVE 2017 TRINITY”囲み取材質疑応答>

――まもなく本番を迎えますが、いまの心境はいかがですか?

小倉 「KING SUPER LIVE」という大きな名前がついているのでドキドキはしているんですが、「TRINITY」という私たち3人だけのステージになるので、そういう意味では以前の「KING SUPER LIVE」とは少し違う一面、この3人だからこそできるステージというものを見せられるように頑張りたいです。

上坂 このライブがあると聞いたときは、手違いかと思ったんです。私が参加するなんて、と(笑)。私が出演していいのかという不安でいっぱいですが、あとちょっとではじまるということで、楽しい、いい感じのステージにできればいいなと思います。

水瀬 私は「KING SUPER LIVE」初出演となるので、不安や緊張がたくさんあります。ですが、先輩方が築いてきたたくさんの「楽しい」や「うれしい」が共有できる空間を私たち3人でつくらせていただけるのは素直にうれしいので、悔いが残らないようにそれぞれの色を出し切りたいです。

――ソロのステージの見どころと意気込みを聞かせてください。

小倉 歌もそうですが、振り付けがたくさんついているので、歌だけではなくダンスパフォーマンスも一緒に見て楽しんでいただきたいです。曲調もポップなものからロックなものまで幅広い楽曲を歌うので、ぜひ皆さんと(それぞれの曲の)色だったり、空間だったりを楽しめたらいいなと思います。

上坂 普段は客席にものを投げたり、水を掛けたり、世論を評価したり、ライブじゃないところが充実しているんですけど、今回は主に歌ということで(笑)。さまざまな種類の曲がありますし、声優ソングとしては独特の雰囲気が味わえるのではないかと思うので、初めて聴くという方にはぜひちょっと不思議な気分になっていただきたいです。

水瀬 今回披露する曲数がいままで(ライブで)歌ってきた曲数よりも多くなるので、大きなステージを使ってどういうふうにパフォーマンスしようかと、いまからドキドキしています。私はダンスのようなものがまだないので、全身を使って「音を楽しむ音楽」として皆さんに一生懸命声を届けたいと思います。

――コラボ曲についてはいかがですか?

小倉 「この曲がきたか!」という、皆さんも絶対に一度は聴いたことがある、イントロがかかったらふっと心を持っていかれるようなナンバーが多いです。そういう曲を歌うのはプレッシャーでしたが、実際にリハーサルで歌ってみたら、曲のよさはそのままに、私たちが歌うことによってまた新しい一面や楽しさを表現できるかなと思ったので、ぜひコラボ曲も一緒に盛り上がってくれたらいいなと思います。

上坂 第1回の「キンスパ」(KING SUPER LIVE 2015)に参加させていただいたときもコラボ曲が名曲揃いで、「キンスパ」の醍醐味かなと思うところがあります。今回も新しいものを含めて名曲揃いのコラボなので、歌うのは恐縮しますが、ずっと好きだった曲も歌えますし、すごく楽しみです。

水瀬 今回は3人でのコラボはもちろんとして、2人のコラボもあります。自分の声と誰かの声が重なったときに聞こえる音がとても新鮮で、リハーサルから楽しく歌わせていただきました。私も知っているアニメの歌だったり、当時リアルタイムで聞いていた楽曲だったりするので、本番も全力で楽しみながら大切に大切に歌いたいと思います。

囲み取材を終えた頃には開場時間となり、多くのファンが会場の中へ。そして17:30すぎにいよいよ開演。

<“KING SUPER LIVE 2017 TRINITY”オフィシャルライブレポート>

オープニングムービーに続き、トップバッターの上坂がステージに姿を見せると、会場は彼女のイメージカラーである赤のサイリウムに染まり、割れんばかりの大声援が巻き起こった。1曲目は「Inner Urge」。生バンド用にアレンジされたきらびやかなディスコサウンドと「SOX」コールが気分を盛り上げ、会場の空気が一気に熱を帯びていった。

上坂は「閻魔大王に訊いてごらん」、「(ハート)をつければかわいかろう」とエッジの効いた楽曲を立て続けに披露し、怒濤のコール&レスポンスで最初のMCへ。会場の熱気に驚きを見せながら、小倉、水瀬の衣装やコラボ曲などの期待を煽った。

4曲目の「恋する図形(cubic futurismo)では、上坂らしさ全開のアヴァンギャルドな世界を表現。さらに、コール&レスポンスが楽しい「文豪でGO!」では、ひたすら文豪の名前と出版業界用語を繰り返し、そこに“エアテルミン”も加わって、会場はすっかり上坂すみれワールドに。

とどめを刺すかのように、2度目のMCでは上坂とその同志(ファン)で構成された「革命的ブロードウェイ主義者同盟」が掲げる「生産! 団結! 反抑圧!」のスローガンが斉唱され、同志の輪がまたたくまに広がっていった。そして、デビューシングル「七つの海よりキミの海」を歌い上げ、続く水瀬にバトンタッチ。


水瀬がステージ中央のアーチから登場すると、会場は一瞬にしてテーマカラーである青に染まる。彼女が最初に歌った曲はデビュー曲「夢のつぼみ」。疾走感溢れる曲調はバンドサウンドとの相性もばっちりで、会場に清涼感たっぷりの時間を届けてくれた。「皆さんの声をもっと聞かせてください」という言葉に観客の声援もいっそう大きくなり、その勢いのまま「MELODY FLAG」へ。観客ひとりひとりの目を見るようにして、精一杯手を振っていたのが印象的だった。

MCを挟んだのち、披露したのは「Starry Wish」。水瀬、小倉、上坂の3人が初共演を果たしたTVアニメ「ViVid Strike!」のエンディングテーマだ。水瀬が演じた主人公・フーカさながらに、優しくも力強い歌声で会場を包み込んだ。

「Ring of Smile」については、客席が円形に広がっている武道館にちなんで「笑顔の輪になったような曲」と語り、自身も満面の笑みを浮かべていた。

2度目のMCでは、4月5日に1stアルバム「Innocent flower」がリリースされることを発表し、そのあとにアルバム収録曲の「春空」を披露。初披露ながら堂々とした歌唱で、春の爽やかさを表現する。青に染まった客席も相まって、青くきらめく春の空が会場に広がったかのようだった。

そして、ラストを飾るのは「harmony ribbon」。会場は「la la la la」の大合唱で、最高のハーモニーをつくり出していた。


続く小倉が登場すると、うってかわって会場はピンク一色に。アッパーチューンの「Honey(ハート)Come!!」でキュートに明るく会場を盛り上げ、観客も大音量の「Honey(ハート)Come!!」コールで応えていた。2曲目の「Baby Sweet Berry Love」では4人のダンサーが登場。歌だけではなくダンスパフォーマンスでも会場を魅了していった。

MCでは「盛り上がってますね、武道館!」と率直な感想を伝え、観客と同じかそれ以上の喜びをあらわにする。それもそのはずで、なんと今回が人生初となる生バンドとの共演なのだという。いつもとは違った迫力にテンション高めの様子を見せ、その勢いのまま次の曲へ。バンドサウンドが輝くロックナンバー「Future Strike」とデビュー曲「Raise」を熱く歌い上げる。客席のサイリウムも真っ赤に染まり、会場の気分も高揚していった。

「ガーリッシュエイジ」では再びダンサーが登場し、ダイナミックなダンスで会場中の視線を釘付けにした。最後となる「ハイタッチ☆メモリー」では、ファンにとっては恒例となっているハイタッチのパフォーマンスもあり、約9,000人の観客と一緒にハイタッチをしてソロパートを締めくくった。


ここからはコラボレーションコーナーとして、最初に上坂と水瀬が登場。レーベルの先輩でもある水樹奈々の「STARTING NOW!」を披露した。上坂がコレット役で出演していた「この美術部には問題がある!」のオープニングテーマであり、サビのコールが心地良い楽曲。2人とも熱狂の「STARTING NOW!」コールを浴びながら、オリジナルとはひと味違った魅力を表現していた。

続いては小倉、上坂による堀江由衣の代表曲「Love Destiny」。アッパーな楽曲を立て続けに歌ってきた2人だけに、どこか切なさの漂うこの楽曲は意外性があった。

最後となるのは、水瀬、小倉による水樹奈々の「ETERNAL BLAZE」。水樹の楽曲の中でも屈指の盛り上がりを見せる楽曲だが、この2人も負けてはいない。力強いボーカリゼーションでまるで自分のものであるかのように楽曲を吸収し、会場を大いに沸き立たせた。

ラストはついに3人が同じステージに。MCでは4月からスタート予定の上坂すみれ初のTV冠番組「上坂すみれのやばい○○」(TOKYO MX,BS11)の紹介のほか、ライブパンフレット撮影の裏話などが語られた。そして、いよいよ3人でのコラボレーションが実現。楽曲は「みなみけ」のオープニングテーマ「経験値上昇中☆」だ。それぞれの異なる個性が混じり合い、この3人だからこその、この3人でしかできない豊かな音楽が響き渡った。

アンコールの「ハッピー☆マテリアル」でも、三者三様のパフォーマンスで客席を煽り、「KING SUPER LIVE 2017 TRINITY」を象徴的に彩った。

キングレコードの新世代である上坂、水瀬、小倉の“いま”を切り取りながら、'00年代以降のアニソンシーンを牽引した楽曲を披露したことで、名実ともにキングレコードの歴史の継承者となった3人。新たな一歩を刻んだ3人が今後どのような活躍を見せるのか、ますます目が離せない。

<セットリスト>

1. Inner Urge/上坂すみれ
2. 閻魔大王に訊いてごらん/上坂すみれ
3. (ハート)をつければかわいかろう/上坂すみれ
4. 恋する図形(cubic futurismo) /上坂すみれ
5. 文豪でGO!/上坂すみれ
6. 七つの海よりキミの海/上坂すみれ
7. 夢のつぼみ/水瀬いのり
8. MELODY FLAG/水瀬いのり
9. Starry Wish/水瀬いのり
10. Ring of Smile/水瀬いのり
11. 春空/水瀬いのり
12. harmony ribbon/水瀬いのり
13. Honey(ハート)︎Come!!/小倉 唯
14. Baby Sweet Berry Love/小倉 唯
15. Future Strike/小倉 唯
16. Raise/小倉 唯
17. ガーリッシュエイジ/小倉 唯
18. ハイタッチ☆メモリー/小倉 唯
19. STARTING NOW!/上坂すみれ×水瀬いのり
20. Love Destiny/小倉 唯×上坂すみれ
21. ETERNAL BLAZE/水瀬いのり×小倉 唯
22. 経験値上昇中☆/上坂すみれ×小倉 唯×水瀬いのり
EN.1 ハッピー☆マテリアル/上坂すみれ×小倉 唯×水瀬いのり

■KING SUPER LIVE 2017 TRINIYホームページ

http://kingsuperlive.jp

  • minp!音楽ニュース(2017年03月06日)
  • 制作協力:okmusic UP's