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『フジロック'11』最終日、国内勢が熱演 斉藤和義は話題曲「ずっとウソだった」を披露

新潟県は記録的豪雨に見舞われる中、会場の苗場では雨は降ったものの奇跡的に例年並みの天気模様、最終日には晴れ間も見えた。そんな中、数あるステージの中でも2番目に大きい<WHITE STAGE>では国内アーティストが熱演を繰り広げた。

同ステージ2番手に登場したのはトクマルシューゴ。演奏開始と同時に雨も止み会場では時折晴れ間も見える絶好のロケーションでライブはスタート。この日、バンド編成で登場したトクマルは、訪れた大勢のオーディエンスへの感謝を込めるかのように感情を込めた歌声で楽曲を熱唱、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような多彩な音が野外に響いていた。

一方、5番手に登場したeastern youth。日本エモーショナル・ロックの先駆者として88年の結成よりストイックな活動を展開し続け、後続のバンドに多大な影響を与えた彼ら、登場すると同時に貫禄にくわえ安心感すら感じさせるその佇まいに、オーディエンスから大きな歓声があがった。感情剥き出しな力強いメッセージとサウンドを次々に展開し、途中、名曲「青すぎる空」のベースラインが流れると今度は大合唱が沸き起こる場面も。時には叫びのような、語りかけるような、彼らの音楽を噛みしめるように聞き入っているオーディエンスの姿が印象的なステージとなった。

続いて、登場したのは斉藤和義。3.11の震災以降の原発問題のおり、動画サイトに反原発ソングがアップされるなど、何かと話題となった斉藤和義。反核・反原発を訴える<アトミック・カフェ>をイベントプログラムとして取り入れるなど、環境への提起が例年より多く反映された『FUJI ROCK FESTIVAL '11』への出演とあってその動向が注目され、会場には多くの人が訪れた。登場と同時にアメリカン・ロックを基盤としたキャッチーなサウンドでオーディンスを盛り上げた後は、代表曲「ずっと好きだった」とその歌詞に原発批判を加えたカヴァーソング「ずっとウソだった」を歌唱。斉藤の勇気ある叫びに会場には称賛の拍手が鳴り響いた。ラストでは「歌うたいのバラッド」を弾き語りで披露しライヴを締めくくった。

今年は3.11の震災復興、原発問題や新潟県を襲った記録的豪雨など各方面から注目を集めた『FUJI ROCK FESTIVAL '11』。例年同様の悪天候に見舞われたものの、今だからこそ音楽の持つ意味を問うかの如く、出演者は熱演を繰り拡げ『FUJI ROCK FESTIVAL '11』は無事終了した。

  • minp!音楽ニュース(2011年08月02日)
  • 制作協力:okmusic UP's