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キング・オブ・ポップも骨太ロックも!1980年代グラミー賞受賞、今なお輝き続けるおすすめ楽曲TOP5

現在40代、50代の方が青春を謳歌していたころ。リアルタイムで聴いていた1980年代グラミー賞の楽曲は、今では”伝説”、”大御所”と称されるアーティストが勢ぞろいです。その中でも特にヒットとなった楽曲をご紹介いたします。


■トータルセールス1億500万枚でギネス認定!マイケル・ジャクソンのアルバム『Thriller』

マイケル・ジャクソンの6枚目のスタジオアルバム『Thriller』は、1983年度(第26回)グラミー賞において最優秀レコード、最優秀アルバムを含む合計8部門を受賞しました。
本アルバムは全米チャートで37週もの間1位を獲得するほか、売り上げ枚数は1億500万枚にのぼったため、「史上最も売れたアルバム」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されています。またダンスを活用した本作のミュージック・ビデオは当時非常に話題を呼ぶばかりでなく、アメリカの若者文化に影響を及ぼしたとされているのがポイントです。
収録曲にはアルバムタイトルの「Thriller」をはじめ、ヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレンをギタリストに迎えた「Beat It」、マイケル自身の体験をつづったと一時は物議をかもした「Billie Jean」 など、今もなおキラ星のごとく輝き続ける名曲がつまっています。マイケルを知らない若い世代にも、ぜひ聴いていただきたいアルバムです。

■本当は怖い歌でケンケンガクガク!? ポリスの「Every Breath You Take」

スティング率いるポリスの「Every Breath You Take(邦題:見つめていたい)」は、1983年度(第26回)グラミー賞にて最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ(ヴォーカル入り)を受賞しました。また本作はビルボード誌において8週連続で1位を獲得するほか、ローリング・ストーン誌が選んだ「史上最高のロックソング500曲」では84位にランクインしています。
さて、「Every Breath You Take」は「I dream at night I can only see your face(夢に見るのはお前の顔だけ)」と歌っているところから、これまで別れた妻や恋人へのラブソングだととらえられてきました。が、近年になり、違う解釈も生まれています。「I'll be watching you.(俺はお前を見張っている)」で締めくくっているところから、「見つめる」は善意でなく、人間を監視する側から見た悪意あるものとしてとらえる向きもあるのです。真偽はどうなのか、どのような韻がふくまれているのか、ご自身で確かめてみてはいかがでしょうか。

■復活直後のグラミー獲得!ティナ・ターナーの「What's Love Got To Do With It」

ティナ・ターナーが1984年6月にリリースした「What's Love Got To Do With It (邦題:愛の魔力」は、彼女のアルバム『Private Dancer』から2番目にシングルカットされた曲です。
1950年代からミュージシャンとしてのキャリアを持つ彼女ですが、離婚や所属していたバンドの解散などのトラブルもあり、前年の1983年に復活したばかりでした。ロンドンで録音された本作は、チャートのトップ10にのぼるばかりか、ビルボード誌のHOT10において3週連続で1位を獲得、そして1984年度(第27回)グラミー賞では年間最優秀レコード賞、楽曲賞、女性ポップボーカル賞の3部門を制覇しています。
その後ターナーは女優としても順調に歩んでいるところから、「What's Love Got To Do With It 」の成功は、彼女のキーポイントたらしめた楽曲といっても良いでしょう。

■メッセージ性の強さで名を知らしめた、U2のアルバム『The Joshua Tree』

アイルランドのロックバンドであるU2の5枚目のアルバム『The Joshua Tree』は、ブルースやカントリーミュージック、ゴスペルといったアメリカ由来の音楽をふんだんに取り入れた作品です。前作の発売以降メンバーのボノを筆頭に、U2はエイズなどのチャリティー活動にも力を入れたことから、本作は社会背景を色濃く残しているところも特徴の一つです。
特に収録曲である「Bullet the Blue Sky」や「Red Hill Mining Town」、「Mothers of the Disappeared」は、アメリカやニカラグア両政府への批判を顕著に表しています。このため、1987年度(第30回)グラミー賞年間最優秀アルバム部門を獲得したほか、全米、全英のそれぞれのチャートで1位に輝きました。さらに、故デヴィッド・ボウイからインスパイアしたとされる「With or Without You」、そして日本のニュース番組「報道ステーション」のオープニングにも使用された「Where the Streets Have No Name」も収録されており、本アルバムは文字通り「骨太のロック」と言わしめたU2の代表作といっても過言ではありません。

■多彩な声色でグラミー賞受賞!ボビー・マクファーリン「Don't Worry Be Happy」

ボビー・マクファーリンの「Don't Worry Be Happy」は、自身の声のみで仕立てた、いわば異色の楽曲です。しかもヒットチャート1位を獲得した曲は数ありますが、楽器を使用していないものとして史上初の記録を持っています。マクファーリンの唱法は「器楽的唱法」と呼ばれるもので、声も楽器の一つとしてとらえたうえで様々な声色を表現するのが特徴です。時には胸やほほをたたくこともあるマクファーリンは、本曲「Don't Worry Be Happy」において、1988年度(第31回)グラミー賞最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を獲得しました。

ひと口に「グラミー賞」といっても、部門や受賞曲、アーティストも様々でしたね。しかもどの曲も今もどこかで耳にするものばかりで、曲名だけで懐かしいとお感じになるものもあったのではないでしょうか。ご興味がわきましたらぜひ一度、彼らの楽曲をご視聴して下されば幸いです。

  • minp!音楽ニュース(2016年02月01日)
  • 制作協力:okmusic UP's