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「Automatic」での衝撃デビューから宇多田ヒカルの軌跡を辿る

1998年に「Automatic」で衝撃のデビューを飾った宇多田ヒカル。今回は彼女がこれまでに発表した5作のオリジナルアルバムについてそれぞれ解説しながら、彼女のこれまでの軌跡を振り返って行きます。


■衝撃のデビューとなったファーストアルバム『First Love』

宇多田ヒカルが1999年3月10日に発表したファーストアルバム『First Love』。800万枚を超える大ヒットを記録しており、国内における史上最大の売り上げを誇っています。
1曲目は彼女のデビュー曲「Automatic」のアルバムアレンジバージョン。それまでのR&Bの概念を打ち崩すような、独自のリズムと世界観を持っており、デビューから確固とした宇多田ヒカルのスタイルを世に打ち出し、認められることになりました。アルバム4曲目の「First Love」は、アルバムタイトル名と同じ曲名であることからも分かるように、この作品を代表する一曲。せつないピアノイントロが印象的な屈指のバラードソングでドラマ『魔女の条件』の主題歌にも採用されました。

■記録的ヒットとなったセカンドアルバム『Distance』

宇多田ヒカル2枚目のアルバム『Distance』は2001年3月28日に発表され、400万枚を超える記録的ヒットとなりました。
1曲目の「Wait&See 〜リスク〜」、2曲目の「Can You Keep A Secret?」と大ヒットしたシングル曲が二曲続き、そこからアルバムタイトル曲の「Distance」へと来る流れは圧巻。また、11曲目の「タイム・リミット」は、作曲にGLAYのTAKUROを迎え、共作という形で発表。さまざまなタイプの楽曲に対応し得る能力の高さも見せつけた作品となりました。また、「Can You Keep A Secret?」が主題歌のドラマ『HERO』に宇多田自身も喫茶店のメイド役で出演したことでも話題になりました。

■表現力が進化したサードアルバム『DEEP RIVER』

この頃は特に精力的な音楽活動を展開していた宇多田。『Distance』発表からわずか1年余りの2002年6月29日にサードアルバム『DEEP RIVER』は発表されました。
日本の様式美を表現したストリングスが効いた「SAKURAドロップス」に始まり、2曲目の「Traveling」は元夫の紀里谷和明がCG加工などを手がけたカラフルな色合いのPVが印象的です。10曲目の「FINAL DISTANCE」は、前作3曲目の「DISTANCE」をバラードアレンジしたもの。全く違う出来栄えで、表現力の幅広さが感じられました。

■4年ぶりのリリースとなった4枚目『ULTRA BLUE』

3枚目以降は音楽活動のペースを落とした宇多田。通算4枚目のアルバム『ULTRA BLUE』がリリースされたのは2006年6月14日。なお、その間にアルバム『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』を発売していますが、これはベストアルバムなので、オリジナルアルバムとしては前作から4年の月日が経っていました。
6曲目の「誰かの願いが叶うころ」は当時の夫の紀里谷が監督及び脚本を務めた映画「CASSHERN」の主題歌です。

■楽曲の多彩さが見える5枚目『HEART STATION』

2008年3月19日に発売した5枚目のアルバム『HEART STATION』。これまでのアルバムと代わって童謡の「ぼくはくま」が入るなど、多彩な曲から成る作品に仕上がっています。「Flavor Of Life」はシングルバージョンとバラードバージョンの2タイプの曲を収録しています。

どのアルバムも大ヒットし、20世紀末から21世紀にかけて音楽業界に大きな影響を与え続けてきた宇多田。結婚と離婚を経験し、2014年5月にはイタリアの一般人と再婚。2015年7月には子どもも生まれました。音楽活動を再開した際には、また新たな活躍が見られることでしょう。

  • minp!音楽ニュース(2016年01月08日)
  • 制作協力:okmusic UP's