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Kalafina、聖夜のアコースティックライブで22曲熱唱

女性3人組ボーカルユニット“Kalafina”が、12月25日にアコースティックライブ「Christmas Premium LIVE 2015 “Kalafina with Strings”」最終公演を東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで開催した。


12月22日の大阪公演、12月24日の同所での東京公演に続く最終公演となった本ライブ。アコースティック編成で贈る“Kalafina with Strings”形式で開催、オリジナル曲だけでなく、定番のクリスマス・ナンバーも含めた全22曲が披露され、3人の生の歌声がより際立つ演出に観客は酔いしれた。そしてこの度、オフィシャルライブレポートも到着している。

なお、Kalafinaは2016年1月20日にデビュー8周年を記念したライブ盤『Kalafina 8th Anniversary Special products The Live Album「Kalafina LIVE TOUR 2014」 at 東京国際フォーラム ホールA』のリリースも決定している。

■Christmas Premium LIVE 2015 “Kalafina with Strings”@東京・Bunkamuraオーチャードホール オフィシャルライブレポート

Kalafinaのアコースティックライブ「Christmas Premium LIVE 2015 “Kalafina with Strings”」の最終公演が、12月25日に東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて開催された。

2012年・2013年に続いて今回が3回目の開催となる「Kalafina with Strings」。バンドスタイルで行われる通常のライブとは異なり、ストリングス・カルテットとピアノというアコースティック編成の演奏で、Kalafinaの歌声をよりリアルに感じることができる、クリスマスシーズンならではの特別なステージだ。

大阪:ザ・シンフォニーホール(12月22日)、東京・Bunkamuraオーチャードホール(12月24・25日)の計3公演にわたって行われた今年の「Kalafina with Strings」のフィナーレを飾るこの日のライブ。サポートを務める櫻田泰啓(Piano)と「今野均Strings」(Violin:今野均・藤堂昌彦、Viola:生野正樹、Cello:西方正輝)に続き、真紅のドレスに身を包んだWakana/Keiko/Hikaruが舞台に登場すると、満場のオーチャードホールから熱い拍手喝采が降り注ぐ。

ライブの幕開けを飾ったのは、クリスマスソングとして馴染み深い2曲“荒野の果てに「讃美歌106番」”“もろびとこぞりて”。時にアカペラで、時にピアノ&ストリングスのアンサンブルと美しく響き合いながら、3人はひとつひとつのフレーズを伸びやかに歌い上げ、クリスマスの夜に相応しい極上のハーモニーを描き出していく。

「いつもとは違った装いの私たちKalafinaの音楽を楽しんでいただきたいと思います」(Wakana)
「お客様おひとりおひとりと、この時間を演出していけたらと思っています」(Keiko)
「みなさんと温かくてゆったりとした時間を過ごせたらいいなと思っております」(Hikaru)

そんなメンバーそれぞれの挨拶を経て、凛とした冬空のような澄み切った歌を聴かせた“dolce”で観客を魅了した後、さらにメロディアスな名曲“輝く空の静寂には”を披露するKalafina。バンドサウンドのダイナミズムとは一線を画した、一音一音へのより高度な集中力が要求されるスタイルのライブだが、そんな緊迫感すら全身で謳歌するように、3人は次から次へと麗しの歌とコーラスを紡ぎ出し、オーチャードホールを珠玉の音楽空間へと導いていく。

“むすんでひらく”“ring your bell”“五月の魔法”といった最新アルバム『far on the water』の楽曲群はもちろん、1stアルバム『Seventh Heaven』(2009年)からの“seventh heaven”“傷跡”、2ndアルバム『Red Moon』(2010年)収録の“storia”など、これまでのアルバム全5作品からメロディの粋を集めたようなライブを展開していく3人。パンチの効いたHikaruの独唱が心地好い“Gloria”。Keikoの中低域の豊潤な魅力が光る“真昼”。そして、“ひかりふる”で繰り広げた鮮烈なコーラスワークにさらなる輝きを与えるWakanaの高音……三者三様の歌声が、お互いの呼吸を感じ合いながら混じり合っていく様子を、アコースティック編成ならではのシンプルな音像の中ではっきりと感じ取ることができた。

ライブ終盤のMCでは、自身初の日本武道館2日間公演も成功させた2015年の活動を、3人がそれぞれの言葉で振り返っていた。中でも、「2日間ライブをやらせてもらうって決まった時に、『もっともっと挑戦しなければいけない』と思って、歌うことについて根本的なところから話し合いました」「武道館を境に、自分たちのスタートラインがはっきり見えた気がして。ここから新たな一歩を踏み出さなければいけないと思った」と話すWakanaの言葉からは、持てる才能のすべてを音楽に捧げ、もっと先への進化を目指すKalafinaの決意が切実に伝わってきた。

本編最後は再びクリスマスソングを披露。“We Wish You a Merry Christmas”、そして“Jingle Bells”のジャジーなアレンジで会場一面のクラップを呼び起こして本編を締め括ってみせた。アンコールではピアノのみの伴奏とともに“believe”、さらに今野均Stringsを呼び込んで“far on the water”を歌い上げたところで、Keikoが「もうちょっとこの編成でやりたいなあって思っていたら、願いが叶いました!」という万感の言葉とともに、2016年4月のアコースティックツアー開催を発表。場内が驚きと感激の声で包まれていく。この日の最後を飾ったクリスマスソング“Have Yourself A Merry Little Christmas”を歌い終え、サポートメンバーとともに一礼する3人の姿に、満場のスタンディングオベーションが巻き起こった。

今回新たにアナウンスされた2016年4月のアコースティックツアー「“Kalafina with Strings” Spring Premium LIVE 2016」は、4月17日(日)北海道・札幌市教育文化会館 大ホール、4月24日(日)宮城・仙台電力ホール、4月29日(金・祝)東京・NHKホールの3公演。加えて、2016年1月まではバンド編成でのアルバムリリースツアー「Kalafina LIVE TOUR 2015-2016 “far on the water”」も開催中。音楽の神秘性とライブの訴求力を刻一刻と高め続けるKalafinaから、2016年も目が離せない。

■Christmas Premium LIVE 2015 “Kalafina with Strings”セットリスト

M-01.荒野の果てに「讃美歌106番」
M-02.もろびとこぞりて
M-03.dolce
M-04.輝く空の静寂には
M-05.seventh heaven
M-06.傷跡
M-07.むすんでひらく
M-08.ring your bell
M-09.五月の魔法
M-10.Gloria
M-11.灯影
M-12.君の銀の庭
M-13.ひかりふる
M-14.真昼
M-15.Eden
M-16.夢の大地
M-17.storia
M-18.We Wish You a Merry Christmas
M-19.Jingle Bells

(Encore)
EC-01.believe
EC-02.far on the water
EC-03.Have Yourself A Merry Little Christmas

  • minp!音楽ニュース(2015年12月28日)
  • 制作協力:okmusic UP's