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大石昌良、弾き語りアルバムを携えての東名阪ツアーが終幕

大石昌良が12月21日、弾き語りアルバム『大石昌良の弾き語りラボ』を携えての東名阪ツアー『大石昌良の弾き語りラボ2015』を完遂! 

そのツアー初日は12月17日の東京・SHIBUYA duo MUSIC EXCHANGE。平日にもかかわらずソールドアウトとなったこの日は開場前から長蛇の列ができていた。

会場に入り、まず驚いたのは弾き語りライブなのに椅子がなくスタンディングで行われること。ステージを見ると街灯やベンチ、アンティークな椅子や絨毯、ライトの点いたツリーなど、これから始まるエンターテイメントショーに期待が高まるセットが組まれている。

まもなく開演になる頃、影アナで注意事項が流れ会場がざわついた。なんと、キャラクターボイスは人気声優、浅沼晋太郎氏。浅沼氏はアニメ「ダイヤのA」の声優を務めており、大石とは深い付き合いとのことで会場のテンションはより一層上がった。

軽快な音楽と共にマニッシュスタイルの大石が登場すると会場からは待ってましたと言わんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。

「ハロー渋谷!」の第一声で始まった1曲目は『ピエロ』。オーディエンスとの掛け合いはまるで口裏を合わせたかのような一体感を生んだ。口で奏でるトランペット、スキャット、ギターパーカッションと、お馴染みのソロ回しも絶好調!

続けて『幻想アンダーグラウンド』、今作の表題曲となっている『ファイヤー!』を演奏。ボルテージが上がるフロアに向かって「お別れの曲となりました。曲のタイトルがですよ!」と会場の笑いをとって『別れの種だね』を歌うと、下手に移動して鈴を鳴らし始める大石。すると天井から雪が降り出し、オーディエンスを驚かせ唯一のクリスマスソング『鍵っ子ノエル』を演奏。観客の中から眼鏡を借りる『眼鏡ダーリン』ではステージに選んだダーリンを上げ、自身に眼鏡をかけさせた。ファンにとってはたまらないパフォーマンスである。

アニソンシンガー名義での活動によって出会えた人がたくさん居ると感謝の意を表し、『君じゃなきゃダメみたい』『Clattanoia』『枕男子』を演奏。そして、自身の中心にあるのは歌うたいだと話し、『うしろのしょうめん』『ユートピア』『ミスター』を続けて披露。さらに、鳴らし始めるコードだけで反応する会場に「本当に行けるかも。」と武道館に立つ意思表明をして『トライアングル』へ。

終盤になり『小さな恋のメロディー』で体を揺らして歌う大石に合わせて揺れるフロアは笑顔で溢れた。ラストは出会いの奇跡を歌った『ストーリー』。ステージを移動しながら全員に届くように歌う大石との大合唱となった。

鳴り止まない拍手で迎えられアンコール1曲目は『不可侵領域デストロイヤー』。「弾き語りでバンドに勝ちたい。負けたくないから立ち見にしました。」と弾き語りで勝負していくことを熱弁し、来年の夏にフルアルバムリリースとツアー敢行することを発表した。

そのアルバムのリード曲になる予定と紹介し『耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい』を届け、「ホントに出会ってくれてありがとうございます!」の言葉で幕を閉じた。

アコースティックギター1本で魅せる大石昌良の可能性が広がった最高の弾き語りエンターテイメントショーとなった。

text by 村上悠
photo by キセキミチコ

【セットリスト】

1.ピエロ
2.幻想アンダーグラウンド
3.ファイヤー!
4.別れの種だね
5.鍵っ子ノエル
6.いつか王子様が
7.眼鏡ダーリン
8.君じゃなきゃダメみたい
9.Clattanoia
10.枕男子
11.うしろのしょうめん
12.ユートピア
13.ミスター
14.トライアングル
15.小さな恋のメロディー
16.ストーリー
<ENCORE>
en1.不可侵領域デストロイヤー
en2.耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい

  • minp!音楽ニュース(2015年12月23日)
  • 制作協力:okmusic UP's